自民 口てい疫で農水委開催を
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自民 口てい疫で農水委開催を

6月10日 15時58分

宮崎県南西部の都城市で「口てい疫」に感染した疑いがある牛が見つかったことを受けて、自民党は対策本部を開き、与野党を超えて取り組むべき問題だとして、政府の対応を促すため、緊急に衆議院農林水産委員会を開くよう求めることを決めました。

この中で対策本部長を務める谷垣総裁は「都城市は九州の畜産の心臓部であり、飛び火したことは大変ショックだ。与野党を超えて危機管理のためにできることは徹底してやっていくべきだ」と述べました。また、出席した議員から「牛や豚に症状が出てから検査するのでは遅く、症状が出ていない家畜も含め、すべてを検査することも検討すべきだ」とか、「イギリスでは、口てい疫が発生した際に選挙を延期したこともある。このままいけば、参議院選挙どころではなく、選挙日程についても与野党で協議すべきだ」などといった意見が出されました。そして、政府の対応を促すため、緊急に衆議院農林水産委員会を開くよう求めることを決めました。