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【SS元船長 求刑(4)完】「日本人に敵意」… 日本語言い違え、慌てて「世界で最も尊敬できる人」 (2/3ページ)
このニュースのトピックス:シー・シェパードの調査捕鯨妨害事件
《日本の調査捕鯨は国際取締条約で認められた合法行為で、IWCも容認している。調査のために捕獲されたクジラを、調査後に食用に加工することも合法行為だ。しかし、ベスーン被告は、こうした点にはまったく触れず、日本の調査捕鯨に対する一方的な批判を展開していく。ベスーン被告はかん高い声で、書面の読み上げを続けていく。ときおり証言台の側を歩き回りながら裁判長の方を向いたり、弁護側の方を見たりしている》
被告「南極海は、私たちニュージーランド人にとってとても身近な海です。そこで違法な捕鯨活動をするのはとても攻撃的なことです。私は違法な捕鯨活動をやめさせようとして抗議活動をしました」
《ベスーン被告はここで一度、読み上げを止める。そして、急に声のトーンを落とし、涙声になった》
被告「ご迷惑をおかけした人には申し訳ない気持ちです。罪を軽くするためにおわびをする気持ちはありません。乗組員にけがをさせることは望んでいません。また、日本の皆さんに調査の実態を知ってもらい、捕鯨活動を中止してもらうことを希望しています」
「アディ・ギル号は、私にとって特別なものでした。3億円のお金を出して、アイデアも自分で出して造りました。世界を何度も回りました。沈没したときは、心情的にも財産的にも大きなものを失いました」
《アディ・ギル号への強い執着心を語るベスーン被告》
被告「私は日本の皆さんに敵意を持っています」