「ランク」+「会える」=社会現象/解説
解説 会場前には多くの報道陣が集まり、テレビのリポーターはファンにまでマイクを向けた。今総選挙は、日刊スポーツの長期連載や雑誌だけでなく、開票直前にはテレビでも何度も取り上げられた。投票権付きの新曲はCDの売れない時代に驚異の55万枚。投票総数は36万票以上を記録し、1位大島の獲得票は、09年1位の前田の約6・8倍まで増えた。イベントは2回目にして社会現象になった。
理由は彼女たちの人気上昇とともに、イベントが前代未聞だったから。キャンディーズ、ピンクレディー、おニャン子クラブ。これまでもアイドルファンの多くが「どのメンバーが1番人気か?」と想像したはず。ある音楽関係者は「アイドル本人やマネジメント側には、明確な順位付けは怖くタブーだった。それを実行したことが驚き」と話す。
ウソや隠し事が通用しない情報化社会の今、魅力のないタレントは、マネジメント側が推しても売れなくなった。良くも悪くも、本当の姿や結果が支持される現代にこのイベントはマッチした。だから、面白いのだ。AKB48関係者は「まだまだ仕掛けはあります」と話す。どんなに人気が上昇しようと、わずか250人収容の劇場で毎晩2時間の公演に全力を注ぐAKB48。“会いに行けるアイドル”というファンのニーズに最大限応えられる存在だからこそ、なせるワザだ。【担当・瀬津真也】
[2010年6月10日8時57分 紙面から]
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