河上みつえのブログ

国政ブログ

口蹄疫

2010-05-23 07:05:33 | 政治
口蹄疫が発生し、牧畜を営むみなさまに多大な被害が生じています。

口蹄疫について↓


http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/index.html

宮崎が選挙区で農林水産委員会でご一緒させて頂いておりますどうきゅう議員からも、事態が深刻で、地元自治体と連携を取りながら、事態収束に向け、対応に全力を挙げている旨をお伺いししております。

感染が疑われる生体も含め、更なる感染拡大を防ぐには、殺処分をする、ワクチンを投与するなどの対応が行われてます。

消費者のみなさまに、まずご安心頂きたいのは、万が一、口蹄疫に罹った肉を食しても、人には感染しないし、健康被害がないということです。

口蹄疫は、昨日今日に発生した新しい伝染病ではなく、何百年も前から、世界で発生しては、殺処分で収束し、また発生するを繰り返している古い家畜の伝染病です。

日々、京都でも、牛や、豚、鶏の肥育現場を訪れておりますが、いつも懸念するのは、糞尿の臭いが強いことと、狭いスペースに閉じ込められて肥育されている点です。

牧畜を営むみなさまのお話をお伺いしておりますと、毎日大量に出る糞尿の処理に一番苦慮しているとのご意見が大変多く、処理設備や人手が十分でない場合、不衛生にならざるを得ないのです。

広い、清潔なスペースを用意し、牛や豚、鶏にとってストレスの少ない肥育環境を整えることで、免疫力も上がり、病気の感染も減るのではないかと思いますが、なかなか金銭的にも実現できる状況ではないのも事実です。

根本的な原因究明・タイムリーな状況把握と迅速且つ的確な対策の実行が必要です。
そして、生産者・消費者のみなさまの『今』の不安感を取り除く為に、必要なのは、客観的な正しい情報の伝達です。

安全阻害要因が発生した有事にこそ、政治のリーダーシップが問われます。

政治家は今こそ、地元を訪れ、生産者さん、消費者のみなさまの生活の声を聞き、正しい情報をお伝えすべきであると実感します。















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