王様の「秘密の参謀本部」

田端到とドラゴンプレスの実験創作プロジェクト

貧乳の語源

2006年11月06日 | Weblog
 しかし、あらためて客観的に眺めると、まとまりのないブログだな。どこへ行こうとしているのか、何をやりたいのか、方向性がまるで見えん。これじゃ読者も野球ファンが来ればいいのか、競馬ファンが来ればいいのか、わからんだろう。
 わからんついでに、カミングアウトしたかったネタを書こう。

「貧乳」って言葉、ありますよね。あれ作ったの、たぶん、ぼくです。
 どうだ。これは自慢になるのか、自慢にならんのか、微妙なところ。まさかここまで世間様に浸透する単語になろうとは。

 最初はテレビ情報誌に書いたんですよ。「TVブロス」なんですけど。当時はそっち方面の雑誌でたくさん仕事をしていて、連載も持っていたから、タレントさんをいじるコラムの中で、なにげなく使った。すでに「巨乳」という言葉はあったけど、その反義語は「小乳」とか「微乳」とかしかなくて。

 もっと貧乏くさい、幸の薄い感じだよなあと「貧乳」にしてみました。「豊かなおっぱい」の反対は何だろうと考えて、「貧しいおっぱい」という言葉が出てきたのもありました。
 最初に使ったのは葉月里緒菜に対して、95年か96年だと思います。
 それで2回ほど使ったら、今度はその雑誌の読者コーナーに「貧乳」を使ったお便りが載るようになって。

 あとはじわじわと、私のあずかり知らないところで広がっていった模様です。決定的なブレイクは、仲間由紀恵の「トリック」だろうけど。
 もしかして、まじめに語源を調べている研究者がいたりするかも知れないので、たぶんということで情報を提供してみました。流行語大賞の時期だしね。

 くだらねー。
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