 |
2010年6月9日(水) 19:30 |
|
|
 |
募金を着服した夫婦を送検
岡山県矢掛町に住む男性の難病手術のための募金を横領したとして逮捕された広島県尾道市の男と妻が9日朝送検されました。 2人は募金の所在について追及されたあと、行方をくらましていました。
送検されたのは、尾道市の無職・本山孝一容疑者と妻の二三子容疑者です。 警察の調べによりますと、2人は肝臓病を患う現在19歳の男性が福山市の小学3年生だったころ海外移植手術のために集められた募金の口座を管理、5年前に100万円を着服したとして逮捕されたものです。 募金の口座が2005年に無断で解約されるまで、およそ1900万円のほぼ全額が引き出されており、去年5月に男性の母親が募金の残高確認を申し入れたところ本山容疑者は「きちんと管理している」と応じず、その後夫婦の行方がわからなくなっていました。 調べに対し本山容疑者は「借金返済に使った」と供述しているということです。
|
|