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AKB政権交代!大島優子が逆転初V

 第1位に選ばれ、ファンの声援に応え引き揚げる大島優子
 第1位に選ばれ、ファンの声援に応え引き揚げる大島優子

 アイドルグループ・AKB48が17枚目のシングルを歌う選抜メンバー21人を決める第2回総選挙開票イベント「母さんに誓って、ガチです」が9日、都内で開催され、中間発表2位の大島優子(21)が約3万1千票を獲得して逆転での“トップ当選”。前回の総選挙から今回の中間発表でも1位を堅持してきた前田敦子(18)は約600票差の2位。“新エース”の座についた大島は大粒の涙をこぼしながら「AKB48が日本一のアイドルグループとして輝いていけるように努めてまいります」とセンターとしての第一声を上げた。

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 「(これからは私に)ついてきてください!!」‐。AKB48、SKE48、研究生の合わせて104人の頂点に立った“新エース”大島が言い切った。アイドルの常識にとらわれず顔芸を得意とするなど、その親しみやすさがファンの圧倒的支持を集め、前回票数の約10倍となる約3万1000票という数字につなげてみせた。

 40位から上位への順位発表。残り2人となった時、“ライバル”前田の名が先に読み上げられた。“政権交代”が確定すると、会場はおろか全国29館43スクリーンの映画館での同時生中継で見守っていた1万2千人からも大きなどよめきが上がった。

 ファンのバックアップに大島は「…ウソのようです。こんな光栄なことはありません」とうれし涙。NHK大河ドラマに出演するなど、正統派アイドルの道を歩む前田を、最後の最後で逆転し、「いつも2位の大島優子をやってきて、今年は(順位が)下がると思っていました」と振り返った。

 2回目となる総選挙は、17枚目のシングル(8月18日発売)の選抜メンバーを決めるファン投票。上位21人がCDジャケットやPVに出演でき、ファンは投票券のついた最新シングル「ポニーテールとシュシュ」を競うように購入した。

 “大人買い”する熱烈ファンも現れ、同曲の出荷枚数は65万枚に達した。一部ファンには約700票分に相当する108万円分のCDを共同購買し、そのレシートを公開する過熱ぶり。組織票合戦も繰り広げられたとあって、集計には弁護士が立ち会い、総合プロデューサーの秋元康氏(54)にも明かされない厳重ぶりだった。






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