むうの恋(友情）物語

今日は彼の21歳の誕生日。

いっぱい　お話したよ。

わがままばっかりってごめんね。

泣いてばかりだったけど、すんごい幸せだった。

ありがとね。

絶対　幸せになってね。

お願い・・。

わがままなのはわかってる。

でも・・つれていかないで・・。

ずっと　幸せの中に、どっぷりつかっていた人間には、人を癒す力などないのか・・？

人を感動させる絵を描くこともできず、写真に映し出すこともできず、歌うこともできないのか・・？

自分のなんと愚かしいことか・・。

なのに・・なぜ、君は私の傍にいてくれるの？

私はまるで　映画や小説に出てくる「愚か者」

私だけを愛し大切にしてくれる伴侶がいるのに・君を愛してしまった。

そして、愚かな　「嫉妬」ばかりくりかえす

それなのに、君は、すべてを引き受けて一生かかわってくれると言う。

自分の愚かさゆえに、それすら不安でいっぱいになる。

これから、すこしづつでも　かつての自分をとりもどせるのだろうか？

自分の心に一滴の邪念も存在しなかった、あのころの自分を・・。