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【プロ野球】警戒するのはBMW 楽天交流戦初Vへ永井竜斬りだ2010年6月9日 紙面から
9日の中日戦の先発が予想される楽天・永井が8日、Kスタ宮城で投球練習などを行い、万全の調整を済ませた。このカードは過去2試合で1勝0敗、防御率1・26、計12奪三振と相性抜群。持ち味の緩急をつけた投球術で、竜打線をなで切りにする。 クラブハウスへ続く階段近く。報道陣の取材に応じていたところ、練習にやってきた中日の選手たちとすれ違った。永井は物おじせずに笑顔で一礼したが、心の中では闘志に火が付いた。 映像で中日打線は研究した。警戒するのは森野、ブランコ、和田のクリーンアップだ。「森野さん、和田さんは(打率の)数字的に警戒しなければいけないけど、この球場は本塁打が出にくいので単打ならOKぐらいで投げる。気をつけないといけないのは走者をためたとき」。一発だけは浴びないように細心の注意を払う。 楽天戦に持ち越された中日・岩瀬の通算250セーブ達成については、「偉大な記録ですけど、できればここでやってほしくはないですよね」とやんわりとけん制。中日戦に連勝すればチームの借金も完済となる。交流戦初優勝へ向けても、一戦も落とせない。カード初戦を任された永井の責任は重大。竜キラーのお手並み拝見だ。 (鶴田真也)
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