北の西海岸軍事力増強を注視、米太平洋軍司令官
こうした発言は、北朝鮮が6カ国協議復帰を先延ばしにしたまま、西海北方限界線(NLL)一帯でさらなる挑発を敢行する可能性などに備え、万全の対応態勢を取っていることを示すものと解釈される。
またウィラード司令官は、北朝鮮のデノミネーション(通貨呼称単位の変更)が北朝鮮内部に与える波及力はもちろん、金正日(キム・ジョンイル)総書記の健康問題と後継構図問題まで、関心をもって見守っていると強調した。
次いで、昨年の北朝鮮による長距離ミサイル発射実験と2回目核実験の際、韓国・日本と協調したように、今後の北朝鮮の挑発可能性にも共同対応していくと述べた。