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長野のタクシー強盗、裁判員裁判初公判 争点は刑の重さ 6月9日(水)

 長野市で昨年11月、タクシー車内で運転手を殴り、料金を払わずに逃げたなどとして、強盗致傷などの罪に問われた本籍新潟県、住所不定、無職古川博明被告(23)の裁判員裁判は8日、長野地裁(高木順子裁判長)で3日間の日程で始まった。古川被告は起訴内容を認め、量刑(刑の重さ)が争点となった。

 裁判員選任手続きには、最終的な呼び出し対象となった43人のうち40人が出席。地裁は5人の辞退を認め、裁判員に男性4人と女性2人、補充裁判員に男性2人を選んだ。

 冒頭陳述で検察側は、千葉県内に住み、コンビニエンスストアで派遣アルバイトをしていた古川被告が昨年9月、商品の飲料を無断で飲んで解雇され、派遣会社から8万円の損害賠償を求められたと指摘。友人らに計42万円を借りており、これ以上借金はできないと思い、タクシーの売上金を奪ってパチンコなどで増やそうと考えた、とした。

 弁護側は、タクシー運転手やタクシー会社には被害弁済がなされ、示談も成立していると説明。「被害者は実刑を望んでおらず、被告も反省している。更生を支える家族もおり、酌量減軽すべき事情がある」とした。

 起訴状によると、昨年11月1日午前4時すぎ、長野市高田の路上で、東京から乗ってきたタクシーの男性運転手から現金を奪い乗車料金も免れようと、持っていたハンマーで運転手の頭を数回殴って約10日のけがをさせ、料金10万円余を払わずに逃げた、などとしている。

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