仙谷官房長官 枝野幹事長発表
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仙谷官房長官 枝野幹事長発表

6月6日 0時24分

菅新総理大臣は、党執行部と閣僚人事について、5日夜、官房長官に仙谷国家戦略担当大臣、幹事長に枝野行政刷新担当大臣を起用することを発表し、これまでの調整で財務大臣に野田財務副大臣、国家戦略担当大臣に荒井総理大臣補佐官を起用することなどを内定しました。

菅新総理大臣は7日に党執行部人事、8日に閣僚人事を行って正式に菅内閣を発足させたいとしており、5日、民主党本部で、官房長官に内定している仙谷国家戦略担当大臣らと断続的に協議を行い、党執行部と閣僚人事の調整を行いました。そして、菅新総理大臣は、5日夜、総理大臣官邸で記者団に対し、官房長官に仙谷国家戦略担当大臣、幹事長に枝野行政刷新担当大臣、それに、国会対策委員長に樽床衆議院環境委員長を、それぞれ起用することを明らかにしました。これについて菅氏は「この3人に相談役になってもらい、今後、党の役員人事と閣僚人事を進めたい」と述べました。さらに菅氏は、記者団が「小沢前幹事長と距離を置く枝野幹事長の起用で、党内対立の新たな火種になる可能性も指摘されているが」と質問したのに対し、「まったく、そうは思わない。一致結束した形で全員が参加できるような体制、また、選挙の顔という意味でもふさわしい人ではないかと思う」と述べました。また、菅新総理大臣は、これまでの調整で、▽財務大臣に野田財務副大臣、▽国家戦略担当大臣に荒井総理大臣補佐官、▽少子化担当大臣に民主党の参議院議員の蓮舫氏を起用することを内定しました。さらに▽民主党の松井官房副長官の再任、▽松野官房副長官の後任に古川内閣府副大臣の起用をそれぞれ内定しました。また、菅氏は、▽選挙対策委員長に、安住前国会対策委員長代理に、▽幹事長代理に細野副幹事長を、それぞれ起用することも内定しました。さらに、赤松農林水産大臣が、口てい疫の問題を受けて再任を望まない考えを示していることから、交代させる方向で具体的な人選を進めており、岡田外務大臣や、国民新党代表の亀井郵政改革・金融担当大臣ら、そのほかの閣僚については再任する方向です。