口てい疫“政府あげて対策に”
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口てい疫“政府あげて対策に”

6月9日 20時57分

菅総理大臣は、家畜の伝染病、口てい疫の問題で政府の対策本部を開き、危機管理上、重大な課題と位置づけて、政府をあげて対策に取り組むよう関係閣僚に指示しました。

菅総理大臣は、9日午後、総理大臣官邸に仙谷官房長官や山田農林水産大臣らを呼んで、みずからを本部長とする政府の対策本部を開き、口てい疫の対策について協議しました。この中で菅総理大臣は「口てい疫の発生は、危機管理上、重大な課題だ。菅内閣として、政府をあげて対策に取り組む必要がある。感染拡大の防止、発生農家の経営再建、地元自治体に対する財政支援に万全を期したい」と述べ、政府をあげて対策に取り組むよう関係閣僚に指示しました。また、菅総理は、これまで現地の対策本部長を務めていた山田農林水産大臣の後任に篠原孝農林水産副大臣を起用し、10日から現地入りさせることを決めました。現地対策本部長に就任した篠原農林水産副大臣は「感染が収まりつつあると聞いているが、気を抜いてはいけない。なにより現地の農家の皆さんの不安を取り除くことをいちばんに対策を進めたい」と述べました。