- このページの位置情報
-
- HOME
- 放送予定
イラク戦争を問う
~英国・検証の波紋~
(NO.2901)
イラク戦争から7年。なぜ戦争に踏み切ったのか。どのような意思決定がなされたのか。戦争に至るプロセスの検証を求める声が日本や世界各地で出始めている。こうしたなかイギリスでは、去年から徹底的な検証が始まっている。独立調査委員会によるこの検証では、これまで機密とされてきた政府の文書が公開され、ブレア元首相をはじめ、意思決定を行った当事者80人以上に対する公開の聞き取り調査が行われ、その様子はテレビやインターネットでも公開されている。 戦争をめぐる意思決定のプロセスを公的に記録し、未来への教訓を読み取ろうというこの検証。背景には、常に戦争と向き合い、そのたびに検証を行ってきたイギリスの歴史と伝統がある。戦争を検証することの意味は何か、そして、イギリスはそこから何を学びとろうとしているのかを探る。
- 2010年 6月 3日(木)放送鳩山・小沢辞任 政治はどこへ
- 2010年 5月27日(木)放送緊迫の朝鮮半島 ~韓国・外交トップに聞く~
- 2010年 5月25日(火)放送シベリア抑留 終わらない戦後
- 2010年 5月11日(火)放送“文明の遺産”めぐる攻防
- 2010年 5月10日(月)放送アフリカ変える “チーター世代”
傷だらけの帰還
探査機はやぶさの大航海
(NO.2902)
7年の宇宙の旅を終え、6月13日、地球に帰ってくる日本の小惑星探査機「はやぶさ」に注目が集まっている。小惑星・イトカワの岩石を持ち帰れば史上初の快挙だが、それ以上に人々を惹きつけているのは、想定外のトラブルを乗り越えてきた「はやぶさ」と、地球から支え続けた日本の技術者たちの決してあきらめない姿である。4つあるエンジンのすべてが正常に作動しなくなると、壊れたエンジン同士を組み合わせて復活させた「知恵」。一か月以上、通信が途絶した際、広大な宇宙空間で行方不明になった「はやぶさ」を探し続けた「執念」。小惑星への着陸の際に受けたダメージで、機体がバランスを失ったとき、地球に戻るための貴重な燃料ガスを機外へ放出して立て直した「決断力」など。残された機能をフルに活用し、地球への帰還を目指す「はやぶさ」と技術者たちの姿を追い、多くの人々を勇気づけているその魅力に迫る。
- 2010年 5月31日(月)放送風の画家・中島潔 “いのち”を描く
- 2010年 5月19日(水)放送スマートフォンの衝撃
- 2010年 5月18日(火)放送広がる“においビジネス”
- 2010年 5月13日(木)放送大人も“かわいい!”
- 2010年 4月20日(火)放送夢の植物で新エネルギーを作れ ~加速するバイオ燃料開発~