2010.06/06(Sun)

出発

バタバタの週末でした。
週末アフガン専属トリマーのYちゃんが、コリンの出発前の最後のトリムの為に、仕事が終わってから滋賀に向かってくれました。
7時終業で、到着したのが11時を回っていました。
本当にご苦労様でした。
Yちゃんも今までずっとコリンの手入れをしてきて、最後に綺麗にして送り出してやりたかったでしょう。
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毛の滑りを良くするためにシャンプーやリンスも持って来てくれていました。
大きな荷物は全てコリン用の物でした。
それぞれが、長くお世話したコリンへ最後のご奉公といった感じで、思いも一杯でした。

シャンプーしている間、マリヤが犬舎の窓から、ずっと覗き込んでいました。
コリン、綺麗に仕上がりました♪
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譲渡会後、マリヤはコリンが巣立って行くのを気付いていました。
離れ離れになるのを感づいていたのです。
必要にコリンの後を追い、コリンが動くと常に離れずにひっついていました。

いよいよ出発の朝、私達は4時半起きでした。
と、言うのは最後にマリヤとの時間をとの思いがあったからでした。
必ずまた会える!!
そうは判っていても、コリンは12歳のおばぁちゃんです。
大型犬の12歳と言えば人間で言うと80歳は過ぎています。

大宰府レスキューから1年と4ヵ月。
お互いが励ましあって命を繋いでくれました。
5頭居たアフガンも順に家族の元に巣立ち、マリヤだけになってしまいました。
暫くの間、私達がマリヤの心のケアをして行くようになります。

さて、出発前。。。
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ギリギリの時間まで、一緒に。。。

「じゃ、マリヤバイバイ。」
「また、来るね・・・」
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ワン達は、何ていってるんだろう?
私は、この場に居てコリンの卒業が嬉しくもあり、アリヤの心情を思うと・・・複雑な気持ちでした。

里親様とは病院で待ち合わせました。
コリンの骨折での説明を先生から受けてもらう為でした。
里親様も、前日夜なべして、コリンへ可愛いスヌードを手作りして下さって満面の笑みで迎えて下さいました。
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コリン・・・。
幸せに・・・。
そして、やっと本当の家族に出会えたんだから長生きして、幸せをいっぱいいっぱいもらってね♪
かぁちゃん達は、とっても寂しくなるけど、いつもあなたの幸せを願っているからね。
マリヤの事は心配しなくていいから、任せておいてね。
大宰府から来た翌日から、一歩も立てなくなったね。。。
病院に走ったね。。。
安堵感からか、今までの長い長い苦しかった日に終止符を打ち、何もかも忘れて眠りたかったのでしょうね。
一粒ずつ手からフードを食べさせていたコリン。
コリンが生きたい!!と、思う気持ちで頑張ってくれました。
沢山の思い出をありがとう。。。
今はあなたの幸せを願うだけです。

ニコニコの笑顔を持って、マリヤや私達にお話しに来てね♪

里親様、暖かな沢山のお気持ちを頂け、感謝しております。
12歳にもなるコリンばぁちゃんの全てを受け入れて下さるお気持ちに代表ともども皆が嬉しく思っております。
どうぞどうぞ、宜しくお願い致します。

大阪支部に滞在しているワン達の紹介です。
「天使達の笑顔 in osaka」

多くのワン達を保護しております。
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2010.06/03(Thu)

再会

大宰府の現場の小型犬の中で、一番痛んでいた子。
それは、黒プードルの「アンデ」と白プードル「サラ」。

レスキュー現場の画像
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私達が現場に入った時に見たこの子達は、顔は毛玉で覆われ前か後ろかすら分からない状況でした。
あまりにも酷いので、現場ですぐにバリカンを使用する事は無いのですが、ボランティアさんにお願いしてバリカンを至急に手配して頂きました。
糞尿と毛玉に覆われて口も自由に開けなかったのです。
どうやって、水を飲めるのか?
どうやってフードが食べれるのか?
本当に可哀相な状況でした。

サラちゃんは、バリカンを入れて判ったのが片眼を失っていた事。
たぶん・・・犬同士のトラブルで負傷を追い、手当もされずに放置状態での後遺症だと思います。

アンデは滋賀で、サラは大阪で一生懸命にケアされて来ました。
日が増すごとに二頭とも、元気になってくれました。
本当の家族と出会える日をずっとずっと待ったのです。

そして、運命の出会いがありました。
サラに続き、アンデも卒業♪

サラとアンデの再開は1年ぶりでした。
二人がシェルターに到着したとき、見違えるくらいに可愛く、綺麗にお手入れがされていました。
プールドは被毛のケアが大変です。
お二方とも、お嬢様です♪
いえいえ、女王様ってくらいに輝いていました。
幸せだね。
二人は、久しぶりの再会に何を話しているのでしょう。。。
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アンデのママさんのお話では、散歩に出ると「子犬ですか?」「1歳くらいですか?」とよく言われるとおっしゃっていました。
赤ちゃん返りというか、一番遊び盛りの時は狭い狭いケージの中に、閉じ込められ人間の暖かな手に抱かれた事も無かったのです。
それは、先日の宗像レスキューのグミも同じでした。
たった3ヵ月の子犬がじゃれる事も知らず、寂しい目をしていたのです。
瞳は死んでいました。
劣悪な環境下で笑顔が出る事もなく、辛い思いしかしなかったからでしょう。

今、こうしてご家族の大きな愛情に包まれ、彼女達は本当の幸せを噛みしめています。

皆の協力で救えた命が、生き還って輝いています。
レスキュー現場にいち早く駆けつけて下さった福岡のボランティアさん・搬送スタッフ・ケアして下さったボランティアさん・・・・多くの協力が一つの命を救いました。
そして、何より里親様の思い・愛情がこの子達を幸せにして下さったのです。
二人の再会のシーンを拝見でき、私達は今後も同じように、皆で力を合わせ前進していこうと、強く思いました。

譲渡会・同窓会当日は代表も私もバタバタとあちこち回っていまして、なかなかゆっくりとお話出来ませんでした。
残念です。
いつでもゆっくりと遊びにいらして下さいませ。
大歓迎で心よりお待ちしております。

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2010.06/02(Wed)

閉鎖的な行政の現実

昨日の深夜、緊急でSOSの要請があった。
多頭の猫。
猫はすでに岐阜の動物管理センターに囚われの身。
水曜日(本日)の処分予定であるとの情報。
沢山の人間が動いた。
深夜にも関わらず、あちこちからメール・電話が来る。
その中には、里親になるという方も多数あった。

猫さんの飼育のプロである大阪支部長も動き始めた。
ボランティアさんも搬送の準備で動き始めた。
命を救うため、そして、救いたいために動く。
準備を整え受け入れは万全であった。

要は本日の朝一番に管理センターへの連絡が鍵となった。
本日の殺処分を止めてもらわないと。。。

環境省は処分は殺処分にあらず。生きる機会を与えるよう各行政に指示を出した。
これは、綺麗事であると実感した一日である。

代表が朝一番から行政に交渉に入った。
他府県には譲渡しない。
団体譲渡も行っていない。
猫に関しては、持ち込まれた日の翌日の処分が多い事。
交渉中の中、行政は、自らで譲渡をすると言った。
管理センターから県庁へ交渉もした。

結果は、交渉中に猫達は殺処分されてしまった。
騙されたのと同じ。
交渉中にも関わらず、処分を止めなかった事。
助けると言う人間が居るのに、どうして簡単に殺すんだ。
小さな猫達は、一生懸命生きたいと言っているのが判らないのか!!
殺されるために、生まれてきたのと同じである。
生まれて数週間で、ガス室に閉じ込められて窒息死させられた。
許せない!!
搬送の準備にかかっていたスタッフも愕然とした。
皆が、暗い顔で肩を落とした。

おかしな日本である。
一般の方達が見る、環境省・行政の姿勢は、動物達の住みやすい日本にして行こうと、動物愛護先進国を目指しているように言っている。

しかし、現実は助ける人間が居るにも関わらず、決りや縦社会の関係で、何の罪もない命が消されてしまった。
多くの猫達は、本当は暖かな家庭に入れた。
実際、多くの人が里親に手をあげてくれていた。

私は、今回の件で、お役所仕事には血も涙も無いと見た。

全ての行政では無い。
一生懸命譲渡されている処も多くある。
繋がったはずの命をあたかも簡単に処分機に入れた行政の人間の判断はおかしい。

環境省から通達があっても、各管理センターで条件が違うのはなぜ?
現場の職員さんが、積極的に助けたいと思っているか、仕事だからと黙々と規則に従ってやっているかで大きな差がでている。
もっと柔軟性をもって対処して頂かなくては、ならない。
それは、人として人間の心を持って譲渡を行って頂きたい。


悶々とした一日であった。
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2010.06/01(Tue)

のんびりと・・・。

沢山のご参加で賑わった「譲渡会&同窓会」も楽しく終了しました。
翌日はバザーの整理や洗濯、書類整理に追われた一日。
そして、今日はエントリー用のお洋服を綺麗に洗って終了。
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次回の譲渡会で着る事が無い方が、いいんだけれど・・・大切にしまっておきます。

ワン達も長時間のお披露目などで、昨日は疲れたのかよく眠っていました。

今日はラハのみのシャンプーでした。
譲渡会前は、準備に追われ十分に午後からの運動が行えませんでした。

と、言う事で今日は思いっきり遊んで頂きました。
皆、自由に・・・♪
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ちびっこ達も風が吹き抜ける中、気持ち良さそうにお昼寝したり他の子と遊んだり。。。
午後のひと時を満喫しました。

交替で、キングとあっ君です。
あっ君はボール命君。
ここ数日は、短時間しかボール投げ出来なかったね。
はいはい、腕がちぎれるくらいに投げさせて頂きますので、楽しんで下さい(汗)

「早くナゲローーー。早く…早く…」期待に満ちたお顔です。
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「あれ?外に出ちゃったよ???」
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とっても良いお顔ですね♪
{吾輩は満足である〜」
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バタバタの日が続いていたので、暫くはゆっくりのんびりと犬孝行しようと思います。
みんな、遊びに来てやって下さいね♪

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ご期待下さいませ。

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2010.05/31(Mon)

譲渡会&同窓会:PART2

おはようございます。
昨日の続きは、アフガン様御一行様♪
なんと優雅でゴージャァーーーース!!
門を入って来た一頭の子に、???「もしかして・・・・もしかして・・・・ローーーーーマーーーーー?」
キャーーーーー!!おっどろきでした。
場内におられた方、皆が一瞬固まると言うか釘付け。
だってこんなになってるんですよ!!
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お名前はローマから、レイ君に変わりました。
あの日、太宰府で見たローマが、こんなに美しくこんなにも可憐に変身し、ママにべったりでした。

レイ君のママの友達K様が、実は里親候補様です。

数ヶ月前からメールで何度もやり取りをして来ました。
私も本日お目にかかるのをとっても楽しみにしていたのです。
思っていた通りの方で、安心してお任せできそうです。

ゆっくりお話したかったので、待って頂く時間ばかりで申し訳ありませんでした。

里親希望のワンはコリンです!!
おばぁちゃんコリンはアフガンには珍しいとってもフレンドリーな性格です。
現在12歳。
K様はおっしゃって下さっていました。
「アフガンで12歳と言えば寿命もそんなに長いとは言えないでしょう。
家庭でゆっくりのんびり時間を過ごして欲しい・・・」と。
胸がいっぱいになり、私達も幸せな気持ちになりました。
先住のワンちゃんの去勢手術も終えて下さり、準備をしないと・・・と思っていた矢先にコリンの骨折。
あと少しでプレート除去手術です。

K様とお話した結果、来週からコリンばぁちゃんはK様のお家で過ごす事になりました♪
幸せに・・・やっとやっと家族が出来、苗字がつきます。
決して長い未来とは言えませんが、コリンが最期に「幸せだった・・・楽しかった・・・人間ってとっても暖かい」と、思ってくれる事を願っています。
マリヤが寂しくなりますが、マリヤにも素敵なお話を頂戴しておりますので、また別編で。。。
レイ君ご家族とコリン・マリヤもランに入って、5アフが優雅に走っていました。

コリンばぁちゃんにも、皆と同じ素敵なスヌードを。。。
「ヒャァーーーかっこいい!!」
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来週、私がコリンを送って行きます。
コリン専属トリマーYちゃんも最後のトリムに大阪から来てくれます。
あぁぁぁーーーいよいよお別れ(涙)
後数日、残された時間を楽しみたいです。
コリンはとってもとっても良い子です。
可愛がってもらえる事間違いなし。
先住のワンちゃんとも仲良くできるでしょう。
どうぞどうぞ、宜しくお願い致します。

さてさて、同窓会参加わんちゃんの写真ですが、参加して下さった全ての子達が撮れませんでした。
本当にごめんなさい。

ぶんちゃん一家
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ふうちゃん一家
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スードちゃん
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ガリガリに痩せこけて、命の火は繋がるのか?と、心配した虎太郎がまん丸になってニコニコでやって来てくれました。感激でした!!
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小夏ちゃん&蘭子ちゃん一家
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ムーン君、モチモチスベスベのお肌に、女性陣は「ウラヤマシイ・・・」とポツリ。
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くるまちゃん一家
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存在感大!!ピリカ嬢
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美しくなっています。
あれだけ、鳴き威嚇していたピリカが、常にパパとママを眼で追っています。
この姿を見れた時、私達は心の底から感謝し、「やっと本当の家族に出会えたね。おめでとう」と、感じるのです。
正直、遠く手の届かない処に離れていってしまったと感じる時で寂しいです。
そして、この方が一番寂しがっているでしょう。
大好きで大好きで・・・「うち来るか〜」と、言っていた方。
姿が見えないと思えばピリカの部屋にいた方。
そう・・・代表です。
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満面の笑みで迎えに行っていました。

まだまだ、続きますが今日はこの辺で紹介をおしまいにします。

肝心な事を。。。
当日、トライアルを開始した子は、マチスとアルピ。
アルピは長くシェルターで頑張りました。
そして、選考中が4件。
不妊手術待ちで、トライアルスタートが、3件です。
追って、里親募集ページにお花がまわりますので、ご期待下さいませ。


PS:私的に、ちょっとおもしろかった写真発見。
里親様の誘導やエントリー犬の世話で、ばたつく犬舎側に走って行く最中。
「わしゃ、関係ないわぁ〜今日はガヤガヤしとるなぁ・・・グゥゥゥゥ・・・ズズズズzzzzzz」
「あれ?何でエントリーワン用の服着てるの???」(笑)
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はい!もちろん大御所「じぃ」様でした(汗)


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