この問題の題材は、たけいさんよりいただきました。ご質問ありがとうございます。
問題
さて、この問題をこの人数のまま行うと非常に膨大な計算になるので、かなり人数を減らした上で、次のように問題を差し替えたいと思います。
この問題は部屋分け問題の(7)で扱った問題に持ち込むことができると思います。 | |
[1] | 2学年にあがったときに、Bさんのみと同じクラスになった場合 これは部屋分け問題の(7)とは少々異なります。 それは、Cさんが別のクラスになってしまうので、3人目の決め方は、一人減らした6C1通りになり、全部では 3(6C1×6C3)=360通りになります。 (最初の3は、何組で一緒になるかの場合の数) 第3学年にあがったときは、今度はABCの3人が同じクラスになっても構わないので、 3(7C1×6C3)=420通りです。 したがって、Bさんと3年間同じクラスになる確率は、 (360/1680)*(420/1680)=(3/7)*(1/4)=3/28です。 |
[2] | 2学年にあがったときに、Cさんのみと同じクラスになった場合 これは[1]と同様に確からしいので、やはり3/28です。 |
[3] | 2学年にあがったときに、BさんとCさんの両方とも同じクラスになった場合 1クラス目の決め方は 3×6C3=60通りです。 第3学年にあがったときは、再び[1][2][3]の全てのケースがあり得るので再び場合分けをします。 Bさん(Cさん)のみと同じクラスになった場合の数は360通り、 3人とも同じクラスになった場合の数は60通りですから、全部で780通りあります。 よって、このときの求める確率は、 (60/1680)*(780/1680)=(1/28)*(13/28)=13/784 |
以上[1][2][3]より、求める確率は(3/28)+(3/28)+(13/784)=181/784 およそ43/100のようです。 「少なくとも1人」という条件があると、このように面倒な場合分けが発生するので、今度は次のように問題を差し替えてみます。
問題
Aさんは何組になっても構いません。
一般のn人ずつのmクラスであれば、全体はmn人、
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