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小林議員 進退は司法判断後に

6月8日 17時7分

北教組=北海道教職員組合の幹部らが、民主党の小林千代美衆議院議員の陣営に資金を不正に提供した事件で、来週、判決が出るのに先立ち、小林議員は枝野幹事長と会い、進退は司法判断を踏まえたうえで速やかに決めたいという考えを伝え、枝野氏も了承しました。

民主党の小林千代美衆議院議員をめぐっては、元選対幹部が、公職選挙法違反の罪に問われている事件の2審の判決で、執行猶予の付いた懲役2年の判決が言い渡されたほか、北海道教職員組合の幹部らが、小林議員の陣営に資金を不正に提供したとして政治資金規正法違反の罪に問われており、来週14日に判決が言い渡されることになっています。こうしたなかで、小林議員は枝野幹事長と会い、一連の事件について、「国民にも党にもご迷惑をかけ、申し訳ございませんでした」と陳謝しました。そのうえで小林氏は、みずからの進退は、一連の事件に対する司法判断を踏まえたうえで、速やかに決めたいという考えを伝え、枝野幹事長は了承しました。これを受けて、小林議員は、北海道選出の国会議員や民主党北海道連などとも協議したうえで、進退を来週早々にも判断する方針です。