同じ病室2年前もチューブに穴 大阪・豊中の病院、殺人未遂
6月9日8時19分配信 産経新聞
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穴が開いていたのと同型の酸素用チューブ=大阪府豊中市(写真:産経新聞) |
豊中南署などによると、5月31日午後10時ごろ、病院4階の大部屋に入院中の女性(64)=豊中市=のベッド付近で、「シューッ」と酸素が漏れる音がするのに巡回中の看護師が気づき、チューブに直径数ミリ程度の穴が開いているのを見つけた。この日午前中に技師が検査した際には異常はなく、病院側は6月1日、警察に届け出た。
捜査関係者や病院によると、女性は平成16年11月から、意識不明の重体で入院。当時から自発呼吸が困難で人工呼吸器を装着していたが、20年10月6日夜にも、同じ病室で、今回とは別の型の人工呼吸器のチューブに穴が開くトラブルが起きていたという。
人工呼吸器は酸素が長時間漏れた場合は警告音が鳴る仕組みだが、いずれのケースとも、警告音が鳴る前に巡回中の看護師が発見しており、酸素が漏れた量や時間はわずかだったとみられる。チューブの穴は今回と2年前の事例では形状が異なっていた。
同病院は昭和60年開院。脳神経外科のほか、神経内科、リハビリテーション科などがあり、脳卒中の急性期治療に取り組んでいる。
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最終更新:6月9日10時13分
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