HOME検索アバウトメールフォームよく読まれた記事はてブ人気記事被リンク数カテゴリコメントトラバRSSリンク翻訳(translate)

赤松健が「ネギま!」の単行本で使っていた写植屋が、写植から完全撤退

はてなブックマークに追加 このエントリーをブックマークしている人の数
 印刷印刷
魔法先生ネギま! | トラックバック(0) | コメント(0)

デジタルと手作業を使い分けた漫画制作をしている『魔法先生ネギま!』の赤松健先生ですが、セリフは手張り写植を採用しています。

赤松健先生の日記帳 (2010年6月3日)
6月3日
(中略)
ところで今、マガジンのかなりの漫画がデジタル化してて、いまだに写植を
手貼りしてるのは「ネギま」を含めてごく少数らしいんですよ。(^^;)
それで写植屋さんも廃業(?)しちゃって、いわゆる手貼り写植組は、入稿が
面倒になっています。この8年で、時代も変わったなぁ・・・。しみじみ。
(以下略)

そんな先生が単行本で写植をお願いしていた写植屋さんがついに写植から完全撤退したそうです。

赤松健先生の日記帳 (2010年6月8日)
6月8日
ヤバい。(><)
単行本の「ネギま!」で使っていた写植屋さんが、とうとう写植から完全撤退
してしまったそうです。
マガジン本誌では、とりあえず別の(専門外の)業者さんに頼んでしのいでい
るようですが、単行本は写植取り直しも多いので、対応できないとのこと。
それで、今後は特殊な業者を使うことになるので、単行本の原稿は早めに提出
して欲しいと言われてしまいました。

う〜ん。これからも、アナログ組は色々と不利な状況になりそうだなぁ。
かと言って、完全デジタル化にはスタッフみんな反対なんですよね。私も、
特殊処理以外には使いたくない。理由は色々。
ネギまは背景や小物が3Dポリゴンなので、デジタルの方が相性良いのは
分かってるんですけどね。

赤松健先生が完全デジタル化に消極的な理由ですが、例えば日経トレンディネットのインタビュー記事では以下のような発言をしています。

――では、逆に手描きの部分でのこだわりとはどういったところでしょうか。

赤松 パソコンで描くとどうしても線が一定になってしまいます。手で描くと、ペンの強弱が出て、生きた線が描けるんです。例えばパンチの拳を描くとしたら、手で描いた方が迫力が出ます。人間が描くと誇張しますよね。拳を身体よりも異様に大きく描いて、「ありえないだろう!」というようなバランスになります。こうした表現がパソコンではなかなか出せない、やはり迫力は違いますね。

最近はペーパーレス化している漫画家さんも多いんですよ。ペンタブレットなどを使って、パソコンの画面に直接描写するという手法ですね。でもそれだと先ほど言ったとおり、質感や強弱が出にくい。うちはペンの強弱の持つ味と、トーンの凹凸感を重要視しているので、フルデジタル化は考えていません。

RSSでこのブログを購読することができますRSSでこのブログを購読可能です follow meTwitterをやっています!


http://catmania.blog13.fc2.com/?xml

※ご意見・ご感想・タレコミ等は、またはコメント欄、 メールフォームまでお願いします。

アクセストップ10

全アクセスランキングはこちら

最近の記事

はてブ注目エントリー

はてブ注目エントリーを全部見る

はてブ殿堂入り

はてブ殿堂入りを全部見る

ネギま!新曲キャラソン署名バナー01a ブログパーツブログパーツ

【続きを閉じる】

2010/06/09 | 魔法先生ネギま! | トラックバック(0) | コメント(0)
この記事のURL | TOP ▲

コメント

コメントの投稿

うまく投稿できない場合はメールフォームを使ってください、すみません。


コメントしたページのURLとハンドルネーム(名前)を登録しておくと新たにコメントが書かれたときに『「〜の記事」に新着コメント』という通知をRSSリーダーでチェックできるようになります。












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバック(FC2ブログユーザー)

記事を読んで何かを感じたら、トラックバックで感想・意見・反論下さい!

ただし、こちらへの言及リンクがない場合はトラックバックは受け付けていません。また無関係な記事からのトラックバックは削除することがあります。

トラックバックが反映されないときはメールフォームまで連絡下さい、対応します。