遊亀公園のお寺で。
明方4時。
なんでこんな時間に起きているのかというと、
ここ数日、しばらく振りに、鍵穴TVをBGMに眠ることを思い出し、
某国営放送を、
最初は、入閣議員の記者会見などを流しながら、
それいゆをカンガルー抱っこしながらうとうとしていたのですが、
それが終わり、
ふっと意識の中に、
マッチ(近藤真彦サンね^^;)、薬師丸ひろこ、斉藤由紀、
しまいにゃあ、松田聖子っ!←母の青春(歳がっ・・・
懐かしい曲のメドレーに(松本隆サン40周年記念かなんかの番組ね)
意識がとうとうカムバック。
普通に一緒に口ずさんでました(笑
↑いやそんなレベルじゃなかったかも!?(爆
♪アイウィル、フォールユ、つばーさの はえーたぶーつで〜
↑それいゆ胸に乗っけたままね(爆
↑迷惑だっただろうよ、それいゆ、ごめんねえ><
じいじがよく、BSの演歌番組観ながら、一緒に熱唱しているのを
母達半ば呆れながら(´m`*)眺めていたのだけれど、
母もそれいゆからみたら、きっとそうね。
血は争えません(笑
そんなわけで、3時過ぎに、パッチリクッキリ目が覚めてしまった母。
モニターの明かりがお部屋を明るくしすぎないかしら・・・と
少し背中方面にも気を配りながら、
キーボードぱちぱちしておりますところの母なのでありました。
あ〜〜ん、今日はお仕事辛そうだぁ(≧へ≦);
もう外が白々明るいし。
***
5月15日土曜日。
お休みの日には、もう恒例になっている我が家のピクニック。
この日は、太田町の遊亀公園へ行きました。
昔あったらしい、
水上音楽堂?とかいうのの跡地、というのが
動物園の入り口の手前にあり、
そこが管理された綺麗な芝生のひろばで、
すごく良かった!
予備知識なく行ったのだけれど、
偶然に発見した、めちゃヒットな場所でした。
相変わらず、
フリーはすきなのだけれど、野放しにしてしまうと何でも口に入れてしまうので
目が全く離せないそれいゆ。
瞬間目を離しただけで、口元に千切れた芝生のはっぱとかが付いてるし・・・(怖;
飽きてきた頃、
グッドタイミングでパパ旦那がお散歩に連れてってくれる。
神社とお寺が隣接しているこの場所なので、
またパパ旦那には、少しだけ、神道のご説明。
やっぱり案の定、母の説明は途中で打ち砕かれたこの日も、でありました。
お寺の境内に咲き誇る、大輪のつつじ。
この後悲劇が起こりました。
それいゆを肩車したまま、鐘楼に登っていったパパ旦那に、母は、
「だめよ!」と言いました。
パパ旦那は「わかってる!ほら、これ、よくジャッキーチェンの映画とかで出てくるじゃない?」
なんていいながら鐘楼の鐘を指差して、目を輝かせてい・・・
ゴーーーン!
鐘楼の鐘はわざわざ悪戯されないように、鐘つきの棒のロープをはずしてあるのにもかかわらず、
パパ旦那はロープのかかっていない金具の部分を指でつまんで棒を引いて、
鐘を高らかに鳴らしてしまったのです!
境内はおろか、公園にも響き渡る鐘の音。
恥ずかしいったらありません。
しかも生粋の日本人の母からしたら、
「なんと罰当たりな!」と思わずにはいられない仕業。
それいゆまで巻き込んで・・・。
もう、
わざわざ「だめよ」といったにもかかわらず、
だめだと言ったことを敢えてやる、そのパパ旦那に、
母はもう怒り心頭。
それいゆを彼の肩に乗せたままだったのだけれど、
怒りが収まらず、母は一人ですたすたとじいじのお昼寝をしている
芝生の広場まで戻っていきました。
じいじもびっくりしてました。
「今鐘鳴ったろ?」
そして母は一部始終をじいじに説明。
当然じいじも母の怒りは理解してくれ。
悪びれもなく戻ってきたパパ旦那に、
じいじも「だめだよ」と言ってくれたのにもかかわらず、パパ旦那、
「前一人でここへ来たときに、日本人の家族も同じように鐘を突いていた。」
と言い訳し、何が悪いのか、と開き直る有様。
母が怒っているのはね、、、
何も鐘云々だけではなく、
パパ旦那は、こんだけ偉そうに、
自分の宗教のことを人に説法するのであれば、
人様の宗教のことも、
もっとリスペクトすべきなんじゃないか、と。
仏教の人にとって、
お寺の鐘をいとも軽々しく突くことの、その罰当たりな行為を、
きちんと理解するべきなんだとそう思うのです。
仏教の人は、イスラムのことを、軽んじていますか?
仏教の人は、モスクに土足で平気ではいると思いますか?
日本には仏教徒が多いけれど、人様の宗教を軽んじたりは決してしていないと思いますよ。
と、そんな風なことを母達はパパ旦那に言って聞かせたのだけれど、
パパ旦那は何せ自分達が一番だと思っている人たちなので、
母達が言っていることの真の意味は理解してくれていないでしょう。
日本人だって神様は信じているし畏怖の念を思っているし。
だから、形は違うのだけれど、そんな風に日本人が畏怖を思っている神様を、
軽んじて考えて欲しくないのだけれど。
宗教の違いっていうか、文化の違いって言うか、なんていうのか。
また難しさを感じてしまった一コマだったのでありました。