蓮舫行政刷新担当相、税金の浪費を洗い出すため事業仕分けに取り組んでいく方針表明
6月9日6時42分配信 フジテレビ
菅内閣の新閣僚は、初閣議を終えたあと、首相官邸で順次、記者会見を行った。初入閣の蓮舫行政刷新担当相は、税金の浪費を洗い出すため、事業仕分けに取り組んでいく方針を表明した。蓮舫行政刷新担当相は、「私に課せられた任務は、税金の浪費を徹底的に洗い出す。事業仕分け等の手段を使いまして、行財政改革を抜本的に行う道筋をつけ、できるものから改革を行っていく。全力で取り組んでまいりたい」と述べた。
野田財務相は、「奇兵隊内閣の一員に加えていただきました。力士隊のように見えるかもしれませんが、大変身の引き締まる思いでございます」と述べた。
山田農水相は、「口蹄(こうてい)疫の問題も、本当にまだまだ燃え盛っておりまして、早急にこの問題の解決を図らなきゃいけない」と述べた。
荒井国家戦略担当相は、「(党の)政策調査会との連携を深めながら、多くの人の知恵を結集していきたい」と述べた。
玄葉公務員制度改革相は、「新しい内閣が生まれたというエネルギー、これを活用して、あらためて仕組みの作り直しの再出発を図っていきたい」と述べた。
一方、前原国土交通相は、民主・小沢前幹事長は、衆議院の政治倫理審査会で説明すべきとの認識を示した。
前原国交相は、「(小沢氏は)幹事長を辞められたとはいえ、秘書が3人逮捕されているという事実は重い。小沢さんご本人も、政治倫理審査会に出ることは、やぶさかでないとおっしゃっているわけでございますので、わたしは出席されて、堂々とご主張されることがいいのではないかと」と述べた。
最終更新:6月9日6時42分