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3回落選、挫折重ねた菅首相 遍路始め「イラ菅治った」(2/2ページ)

2010年6月9日5時23分

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写真:2008年10月26日、かっぽう着姿で「政権交代」を訴える(右から)菅伸子さん、鳩山幸さん、羽田綏子さん(羽田元首相夫人)=東京都豊島区巣鴨、遠藤真梨撮影2008年10月26日、かっぽう着姿で「政権交代」を訴える(右から)菅伸子さん、鳩山幸さん、羽田綏子さん(羽田元首相夫人)=東京都豊島区巣鴨、遠藤真梨撮影

 国会では論争相手に極めて攻撃的な菅氏も、伸子さん相手では守勢に回るのがもっぱらだ。「最強の支援者であり最も厳しい有権者」というのが菅氏の伸子さん評だ。

 2人はいとこ同士。伸子さんが学生時代、菅氏の自宅に下宿したのがなれそめだ。98年に週刊誌で菅氏の女性問題が報じられると、伸子さんは夫に「わきが甘いのよ。バカタレ」と一喝した。

 「何がやれるかだけなのよ。政治家が問われているのは」。伸子さんは日頃から菅氏にとにかく実績を出すよう発破をかけてきた。菅氏が2日、電話で民主党代表選への立候補を報告すると、伸子さんは「政界は一寸先は闇。ますます闇は深くなるばかりね」と声をかけた。伸子さんなりの激励に、菅氏は「はっはっは」と笑ったという。(鯨岡仁、北沢卓也)

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