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秋葉原殺傷事件から2年 献花台設置し犠牲者の冥福祈る

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2010年6月8日


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 秋葉原で通行人ら17人が殺傷された事件はきょうで2年がたちました。現場には献花台が設置され、地元住民らが犠牲者の冥福を祈りました。
 2008年6月8日、秋葉原で通行人ら17人が加藤智大被告に次々に襲われた無差別殺傷事件から2年を迎えたきょう、現場には献花台が設置され、千代田区の石川雅己区長や地元住民が犠牲者の冥福を祈りました。石川区長は「歩行者天国の再開は東京全体の安心・安全のメルクマール(指標)になる。歩行者天国再開実現に向けて中身を詰めていく」と話しました。加藤被告は現在公判中で証人尋問が行われていて、秋にも結審する見込みです。
 また、秋葉原の街にも4月までに50台の防犯カメラが設置されたほか、休止されていた歩行者天国も7月の再開をめどに調整が続けられています。秋葉原で働く人は「事件で、街のイメージは下がった。歩行者天国再開は街のイメージアップにはなると思う」と話しています。
 事件から2年が経過し、秋葉原の街は本来の姿をようやく取り戻しつつあるようです。