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櫻井翔&宮崎あおい“夫婦愛”見せる

 初共演の櫻井と夫婦役を演じる宮崎あおい
 初共演の櫻井と夫婦役を演じる宮崎あおい

 嵐の櫻井翔(28)が来年公開の主演映画「神様のカルテ」で、初共演の宮崎あおい(24)と夫婦役を演じることが7日、分かった。映画の原作は今年の本屋大賞で2位となった同名小説で、地域医療の現実に立ち向かう内科医・一止と、彼を支える妻・榛名の感動ストーリー。医者役は初挑戦で、夫役は2度目となる櫻井は、宮崎との二人三脚での熱演を誓った。

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 人気、実力ともにトップクラスの2人が、初めてタッグを組み、夫婦愛を体現することになった。演技経験は豊富な櫻井だが、夫役は04年の映画「ピカ☆☆ンチ」以来2度目で、「柔らかな雰囲気をまとう、宮崎あおいさんと共に、愛にあふれる温かな夫婦像を作っていけたら」とパートナーに好印象。対する宮崎も「『一さん』と『榛名』のお互いに支え合う姿をきちんと作っていけたらと思っています」と“夫婦”としての抱負を掲げた。

 「天国のカルテ」は医師・夏川草介氏の作家デビュー作で、今年4月に発表された本屋大賞では2位に輝いた。信州の小さな病院で働く変わり者の内科医・栗原一止が、厳しい地方医療の現実に直面しながらも、妻・榛名や仲間、患者との暮らしの中で成長していくヒューマンストーリー。映像化にあたっては、大ヒット映画「世界の中心で、愛を叫ぶ」「いま、会いにゆきます」のプロデュースチームが再結成された。

 櫻井は「病院で、下宿先で、また夫婦二人で。それぞれのエピソードで、不意に胸をわしづかみにされ、涙腺を刺激されました」と自らも原作に感動したという。

 初めて挑む医師役には、「『生』と真っ向から向き合い、悩む一止の姿から『生きづらい現在を生きることとは何か』を、また『命の灯火(ともしび)の尊さ』を伝えていけたら」と“嵐の知性派”らしく気合を込めた。






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