両国国技館で5月22日に行われた大相撲夏場所14日目に、一般販売されていない土俵近くの「維持員席」と呼ばれる特別席で指定暴力団住吉会系組長が観戦していた問題で、日本相撲協会が当該の席の持ち主である維持員1人の資格をはく奪していたことが7日、明らかになった。相撲協会の担当者が夏場所後、この維持員から事情を聴いたところ、席の入場券の出どころが自身だったことを認めたため資格を取り消した。組長に券が渡ったルートは判明していない。
(2010年6月7日)
両国国技館で5月22日に行われた大相撲夏場所14日目に、一般販売されていない土俵近くの「維持員席」と呼ばれる特別席で指定暴力団住吉会系組長が観戦していた問題で、日本相撲協会が当該の席の持ち主である維持員1人の資格をはく奪していたことが7日、明らかになった。相撲協会の担当者が夏場所後、この維持員から事情を聴いたところ、席の入場券の出どころが自身だったことを認めたため資格を取り消した。組長に券が渡ったルートは判明していない。