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プロボクシングWBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(30)=ワタナベ=のV2戦は挑戦者に世界ランク上位の外国人選手を迎え、9月下旬に開催されることが有力となった。内山は7日、東京・五反田の所属ジムで次戦へ向け、ジムワークを再開。届いていた元日本ライト級王者・嶋田雄大(38)=ヨネクラ=の挑戦状は断る方向で、対戦カードは今週中にも決定する見通しだ。
V2戦へ照準が定まってきた。内山陣営は挑戦者を外国人選手に絞り込んだ。次戦に備え、ジムワークを再開した内山は「強い選手はまだたくさんいる。そういう相手を倒せばベルトの価値は上がるだろうし、自信にもなる」と力強く語った。
内山にマッチメークを一任されている所属ジムの渡辺均会長(60)は「まだ白紙」としつつも、当初の既定路線に戻し、同級暫定王者のホルヘ・ソリス(30)=メキシコ=との王座統一戦を第1希望に挙げ、ソリス戦が無理な場合は上位の外国籍の世界ランカーと対戦する意向を明かした。
V2のハードルを越えた後は来年1月にもV3戦で同級1位のホルヘ・リナレス(帝拳、ベネズエラ)との対戦が有力視されている。手ごわい相手との連戦をこなし「最強路線」を演出する。
陣営は、初防衛戦翌日に嶋田からの挑戦状の存在を明かし、嶋田を対戦相手の選択肢の1人に入れていた。渡辺会長によると、交渉を進める過程でV2戦を中継予定のテレビ局が日本人対決に難色を示したこともあり、熟慮の末、嶋田戦の回避を決めたという。
試合は首都圏の会場で9月20日か23日、もしくは10月11日の開催を目指している。今週中にも正式決定する見通し。
この日の練習では、初防衛戦で腫らした右拳を気遣いながらシャドーやミット打ちなど軽めのメニューで切り上げた。体重はスーパーフェザー級リミットより3キロ程度重い62キロ前後をキープ。「どんな相手でも構わない。期待に沿えるように勝っていきたい」と王者は受けて立つ構えだ。
◆WBAのスーパーフェザー級戦線 上位陣は元王者らが名前を連ねる。1位の元王者リナレス(帝拳)を筆頭に、2位に前WBC世界フェザー級王者・粟生隆寛(帝拳)、4位に内山に敗れた前王者のファン・カルロス・サルガド(メキシコ)、7位には前暫定王者のリカル・ラモス(コロンビア)がいる。5位のロイ・ムキリス(インドネシア)は内山の初防衛戦の挑戦者候補で名前が取りざたされた。また、粟生は次戦でWBC王者のビタリ・タイベルト(ドイツ)に挑戦する可能性があり、内山との対戦はなさそうだ。
◆ホルヘ・ソリス 1979年10月23日、メキシコ生まれ。30歳。98年にデビュー。03年に同国スーパーフェザー級王座を獲得。07年4月にWBCインターナショナル同級タイトル戦で現在5階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)に8回KO負け。09年7月のIBF世界フェザー級タイトル戦が世界初挑戦(判定負け)。今年2月、WBA世界スーパーフェザー級暫定王者となり、5月に初防衛に成功。39勝(28KO)2敗2分け。身長174センチの右ボクサーファイター。
(2010年6月8日06時03分 スポーツ報知)
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