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菅内閣、閣僚たちはこんな人 (1/4ページ)
8日に発足した菅直人内閣の閣僚たちは、どんな人たちなのか。
ネットで大活躍?
◇原口一博(はらぐち・かずひろ)総務相(再任)
鳩山政権が掲げた「地域主権改革」の旗振り役として地方の自主財源充実に取り組んだ。ツイッターや、政務三役会議のインターネット中継など情報発信にも努め、若者の政治参加に腐心。「ポスト鳩山」の一人と目されたが、その器があるかどうかは未知数だ。
松下政経塾出身で、佐賀県議から国政に。野党時代は舌鋒鋭い論客として鳴らした。趣味はバレーボール。50歳。佐賀県出身。
【経歴】県議、党「次の内閣」総務相。東大卒。衆(5)佐賀1区
別姓導入に執念
◇千葉景子(ちば・けいこ)法相(再任)
人権派弁護士として女性や子供の権利保護に尽力。旧社会党で初当選し、平成9年に民主党に移った。選択的夫婦別姓制度の導入にこだわりをみせるが、連立を組む国民新党の反対で今国会は断念せざるを得ない状況だ。死刑制度廃止の立場で活動。就任後、これまで一件も死刑執行は命じていない。趣味は天体観測。「トマトちゃん」の愛称も。62歳。神奈川県出身。
【経歴】弁護士、党副代表、「次の内閣」法相。中大卒。参(4)神奈川選挙区
貫く原理主義
◇岡田克也(おかだ・かつや)外相(再任)
外相会談で中国に核軍縮を要求するなど原則を曲げない原理主義者。米軍普天間飛行場移設問題では、昨年10月に早々と「県内移設」を唱えて現実路線を示した。民主党代表として臨んだ平成17年の郵政選挙で惨敗したが、幹事長などを歴任、有力な首相候補の一人。小沢一郎氏とは一定の距離を置く。父親は岡田卓也イオン名誉会長相談役。趣味はカエルの置物集め。56歳。三重県出身。
【経歴】党政調会長、代表、幹事長。東大卒。衆(7)三重3区
今も街頭演説
◇野田佳彦(のだ・よしひこ)財務相(初入閣)
財務副大臣として「政治主導の予算編成」に当たった。財政規律を重視する姿勢で財務官僚の信頼も獲得した。松下政経塾の1期生。千葉県議を経て平成5年に日本新党から初当選。1度落選し、民主党入り。「民主党七奉行」の一人で小沢一郎氏と距離を置く。演説のうまさには定評があり、今も地元では極力駅頭に立つ。柔道2段。53歳。千葉県出身。
【経歴】県議、党幹事長代理、財務副大臣。早大卒。衆(5)千葉4区