与謝野氏が蓮舫行政刷新相の人間性を厳しく糾弾−「評価する人の気がしれない」
昨日の記事でもご紹介した、BSフジの「プライムニュース」。
家事をしながら見ようなどと思っていましたが、甘かった。
メモを片手に、2時間、じっくり考えさせられました。
なんといっても、ハイライトは番組の前半、 与謝野さんが蓮舫さんの人間性について糾弾されているところ でしょう。
八木キャスターが必死にフォローしていましたし、生放送でなければ、まちがいなく編集されていたであろう、とても貴重な発言だと思います。
実際に、「プライムニュース」のHPに動画ダイジェストがアップされていますが、この与謝野氏の発言の直前でばっさり切られています。
しかも、安倍氏が、菅新総理が拉致実行犯のシンガンスの助命嘆願に署名していることにふれ、「9.11米国同時多発テロ実行犯の釈放嘆願書に署名した人物は、米国の大統領にはなれない 」 と仰ったところもまるっと切られています。
許せん
不慣れで、落ち度もあるかと思いますが、不肖、ワタクシが、まずは、番組前半、ダイジェスト動画では削除されている部分を中心に、文字起こしをして、お届けします。
以下、2010年6月7日に放送された「プライムニュース」(BSフジ)安倍元首相&与謝野氏 民主党政権にモノ申す」を一部文字起こししたものです。
(FNNの世論調査で、菅次期内閣への期待が57.3%、項目別にみると、「人柄に期待するが64.3%」であったことなどを受けて)
安倍氏 「正直言って、人柄に期待度が高かったのは意外ですね。(←失笑が起きる) 」
(中略)
「菅さんは国民が小沢さんが嫌っていることを、ま、当然ですが。うまく利用したなと。菅さんへの期待と言うよりも上手く利用したなと。
菅さんへの期待と言うよりも、小沢さんを叩いているということに、国民が拍手喝采をしている。
しかし、それは、菅さんが提示している政策への評価では全くないという結果が出ましたね。それがまさに、大問題なんですよ。
それを見事にごまかしている。鳩山政権も左翼政権と言って、私も批判したのですが、菅政権になって、本格的左翼政権になったと思いますね。」
「私もメールマガジン等で批判をしてきたんですが、菅さんは、ご承知のように、北朝鮮のスパイ、シンガンス−彼は、原敕晁さんを拉致し、地村さんを拉致した責任者、そして、横田めぐみさんの拉致の責任者であったとも言われています−、そのシンガンスの助命嘆願書に署名をしたわけですから、本来であれば、政治家にとって、決定的な出来事と言ってもいい。
彼は他にも署名した人がいるではないかと言っていますが、今、700名前後の国会議員がいて、署名したのはふたりしかいないんですから。菅さんと千葉景子大臣。二人とも、内閣に入っているわけですね。
本来であれば、大問題であって、アメリカで、9.11同時多発テロ実行犯の釈放嘆願書に署名した人物が、大統領になるものだと言ってもいい。
菅さんは自分は不注意だったと言っていますが、彼は、いわばシンガンスを助けようとしたネットワークの中にいたということですから、これは大問題であって、我々はきっちり国会等で追及していくべきだろうと。古い話としてごまかせることではない。」
(↑この部分、ダイジェストではばっさり削除されている模様)
(中略)
八木キャスター「(予想される新閣僚の顔ぶれをパネルで紹介後)安倍さん、この新閣僚の顔ぶれの中で気になる点は・・・」
安倍氏 「いや、特にないですね」 (失笑)
与謝野氏 「蓮舫さん以外はいい顔ぶれだと思いますよ。」
八木キャスター 「それはどういう点でどのように評価されているんですか」
与謝野氏 「僕は、蓮舫さんという人は本当に信用できない人だと思っていますよ。 」
八木キャスター 「それは何故なんでしょうか」
与謝野氏 「あまり説明したくないんですけど、この人の言動というのは、一貫性もないし、人気とは別に、こういう人が日本の政治をやっていいのかなという気がしますよ。考え方を言ってるんですよ。目立ちたいために、いろんな発言をするとか、そういうことが多くて、やっぱり、蓮舫さんなんかを評価する人の気がしれないですよ。」
八木キャスター 「事業仕分けの中で、結構、あの姿でびしばしとというところがあったと思うんですけけれども、歯に衣着せぬというか、そこがやっぱり、逆に与謝野さんとしては・・・ということですか。」
与謝野氏 「蓮舫さんは、やっぱり、私ら見ていると、魅力ないですよね。」
八木キャスター「なかなか厳しい・・・」
安倍氏 「ここまで与謝野さんがおっしゃることは珍しいと思うんですけれども。たとえば、スーパーコンピューターについて、「何故一番じゃなきゃいけないんですか」と言いましたね。これはやはり、科学技術の世界で、一番を目指すというのは当然のことですよね。
あの彼女の発言と言うのは、実はですね、日本の魅力を相当削いだのは事実ですよ。日本はもう技術に置いて、一番を目指さないんだと。
スーパーコンピュータなんて、一番を目指さなければ、意味のない世界です。金メダルを目指さないで、銅メダルぐらいで行こうかと言ったら、普通は入賞もできませんね。そういうことを、我が党の議員が言ったととすると、袋叩きにすらなっただろうなとこういうことを含めて、与謝野さんも言ったのだろうと。」
(ここでダイジェストではバッサリ切られています。以下、与謝野発言のハイライト)
与謝野氏 「いやいや、それはね、本当のことを申し上げた方がいいと思うんですけど。蓮舫さんが猪口邦子さん相手に質問をされたことがあるんですよ。実に、女の嫉妬心が出ている、いやらしい質問であったと同時に、大変失礼な・・・」
八木キャスター 「具体的にどうだったのか言っていただいた方が」
与謝野氏 「結局、問題は、『あんたなんか少子化担当大臣なんかやったって何もできないでしょっ』ていうトーンで、質問しているわけですよ。障害児の話になったわけですよ。 『あなたは障害児を育てている親の気持ちなんて、まったくわからないような人ですから』って、言いやがった。
これはとんでもない話なんですよ。猪口さんはじっと耐えて、答弁していましたよ。だけど、その時に蓮舫さんの人間性と言うのを知ったんですよ。 これはね、やっぱり言っちゃいけないことなんですよ。」
反町キャスター 「猪口さんはそういうお子さんをお持ちであることを表に出されないで政治活動されてきたんですよね。そのへんのところ、あとから、たとえば、あの時、蓮舫さんから、お詫びとかなかったんでしたっけ。」
与謝野氏 「まだ知らないと思いますよ。」
反町キャスター 「あー。うーん・・・ 」
八木キャスター 「あ、ちょっと、このへんはまだ確認はとれていないですが」
与謝野氏 「だからね、非常に非人間的な発言ですよ」
ここのくだりは、与謝野さんの本気の怒りと軽蔑がひしひしと伝わってきて、私も手に汗を握りました。
ワタクシごときの文字お越しでは、あの緊迫感は伝わらないのが残念でなりません。ごめんなさい・・・。
初め、与謝野さんの口が重かったので、八木キャスターに「具体的に」と言われるまで(←墓穴・・・)、仰るつもりはなかったのかもしれません。
この時の動画は見つからなかったのですが、これのことかなという議事録はありましたので、以下、一部、転載いたします。 そのものずばりの言葉がないのは、議事録から削除されたからなのでしょうか。この発言も十分失礼だと思いますが、動画で確認したいですね。
○蓮舫君 この事業の対象者が二万人とおっしゃいましたが、三障害の障害児というのは三十万人以上おります。一生懸命学んで勉強されてこられたようですが、もっと広い観点で勉強していただかないと。生まれてくる子供は一年間で百六万人いるんです。その中で一定の確率で障害児というのは生まれるんです。障害を持とうが持つまいと同じようにはぐくんでいくのが政治の力で、保護者を同じように支援するのが政治の力で、もっと言いますと、病気や事故で障害を持つかもしれないお子さんもいるということを考えると、もっと広く政策を是非実行していただきたい。
( 「参議院会議録情報第164回国会 予算委員会第16号 平成18年3月24日」 より一部転載)
ちなみに、FNSの世論調査によると、「蓮舫さんの要職への起用」に期待する人は、「 69.3%」だそうです。
他にいろいろ書きたいこともありますが、取り急ぎ、文字お越しのみ。
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なんといっても、ハイライトは番組の前半、 与謝野さんが蓮舫さんの人間性について糾弾されているところ でしょう。
八木キャスターが必死にフォローしていましたし、生放送でなければ、まちがいなく編集されていたであろう、とても貴重な発言だと思います。
実際に、「プライムニュース」のHPに動画ダイジェストがアップされていますが、この与謝野氏の発言の直前でばっさり切られています。
しかも、安倍氏が、菅新総理が拉致実行犯のシンガンスの助命嘆願に署名していることにふれ、「9.11米国同時多発テロ実行犯の釈放嘆願書に署名した人物は、米国の大統領にはなれない 」 と仰ったところもまるっと切られています。
許せん
不慣れで、落ち度もあるかと思いますが、不肖、ワタクシが、まずは、番組前半、ダイジェスト動画では削除されている部分を中心に、文字起こしをして、お届けします。
以下、2010年6月7日に放送された「プライムニュース」(BSフジ)安倍元首相&与謝野氏 民主党政権にモノ申す」を一部文字起こししたものです。
(FNNの世論調査で、菅次期内閣への期待が57.3%、項目別にみると、「人柄に期待するが64.3%」であったことなどを受けて)
安倍氏 「正直言って、人柄に期待度が高かったのは意外ですね。(←失笑が起きる) 」
(中略)
「菅さんは国民が小沢さんが嫌っていることを、ま、当然ですが。うまく利用したなと。菅さんへの期待と言うよりも上手く利用したなと。
菅さんへの期待と言うよりも、小沢さんを叩いているということに、国民が拍手喝采をしている。
しかし、それは、菅さんが提示している政策への評価では全くないという結果が出ましたね。それがまさに、大問題なんですよ。
それを見事にごまかしている。鳩山政権も左翼政権と言って、私も批判したのですが、菅政権になって、本格的左翼政権になったと思いますね。」
「私もメールマガジン等で批判をしてきたんですが、菅さんは、ご承知のように、北朝鮮のスパイ、シンガンス−彼は、原敕晁さんを拉致し、地村さんを拉致した責任者、そして、横田めぐみさんの拉致の責任者であったとも言われています−、そのシンガンスの助命嘆願書に署名をしたわけですから、本来であれば、政治家にとって、決定的な出来事と言ってもいい。
彼は他にも署名した人がいるではないかと言っていますが、今、700名前後の国会議員がいて、署名したのはふたりしかいないんですから。菅さんと千葉景子大臣。二人とも、内閣に入っているわけですね。
本来であれば、大問題であって、アメリカで、9.11同時多発テロ実行犯の釈放嘆願書に署名した人物が、大統領になるものだと言ってもいい。
菅さんは自分は不注意だったと言っていますが、彼は、いわばシンガンスを助けようとしたネットワークの中にいたということですから、これは大問題であって、我々はきっちり国会等で追及していくべきだろうと。古い話としてごまかせることではない。」
(↑この部分、ダイジェストではばっさり削除されている模様)
(中略)
八木キャスター「(予想される新閣僚の顔ぶれをパネルで紹介後)安倍さん、この新閣僚の顔ぶれの中で気になる点は・・・」
安倍氏 「いや、特にないですね」 (失笑)
与謝野氏 「蓮舫さん以外はいい顔ぶれだと思いますよ。」
八木キャスター 「それはどういう点でどのように評価されているんですか」
与謝野氏 「僕は、蓮舫さんという人は本当に信用できない人だと思っていますよ。 」
八木キャスター 「それは何故なんでしょうか」
与謝野氏 「あまり説明したくないんですけど、この人の言動というのは、一貫性もないし、人気とは別に、こういう人が日本の政治をやっていいのかなという気がしますよ。考え方を言ってるんですよ。目立ちたいために、いろんな発言をするとか、そういうことが多くて、やっぱり、蓮舫さんなんかを評価する人の気がしれないですよ。」
八木キャスター 「事業仕分けの中で、結構、あの姿でびしばしとというところがあったと思うんですけけれども、歯に衣着せぬというか、そこがやっぱり、逆に与謝野さんとしては・・・ということですか。」
与謝野氏 「蓮舫さんは、やっぱり、私ら見ていると、魅力ないですよね。」
八木キャスター「なかなか厳しい・・・」
安倍氏 「ここまで与謝野さんがおっしゃることは珍しいと思うんですけれども。たとえば、スーパーコンピューターについて、「何故一番じゃなきゃいけないんですか」と言いましたね。これはやはり、科学技術の世界で、一番を目指すというのは当然のことですよね。
あの彼女の発言と言うのは、実はですね、日本の魅力を相当削いだのは事実ですよ。日本はもう技術に置いて、一番を目指さないんだと。
スーパーコンピュータなんて、一番を目指さなければ、意味のない世界です。金メダルを目指さないで、銅メダルぐらいで行こうかと言ったら、普通は入賞もできませんね。そういうことを、我が党の議員が言ったととすると、袋叩きにすらなっただろうなとこういうことを含めて、与謝野さんも言ったのだろうと。」
(ここでダイジェストではバッサリ切られています。以下、与謝野発言のハイライト)
与謝野氏 「いやいや、それはね、本当のことを申し上げた方がいいと思うんですけど。蓮舫さんが猪口邦子さん相手に質問をされたことがあるんですよ。実に、女の嫉妬心が出ている、いやらしい質問であったと同時に、大変失礼な・・・」
八木キャスター 「具体的にどうだったのか言っていただいた方が」
与謝野氏 「結局、問題は、『あんたなんか少子化担当大臣なんかやったって何もできないでしょっ』ていうトーンで、質問しているわけですよ。障害児の話になったわけですよ。 『あなたは障害児を育てている親の気持ちなんて、まったくわからないような人ですから』って、言いやがった。
これはとんでもない話なんですよ。猪口さんはじっと耐えて、答弁していましたよ。だけど、その時に蓮舫さんの人間性と言うのを知ったんですよ。 これはね、やっぱり言っちゃいけないことなんですよ。」
反町キャスター 「猪口さんはそういうお子さんをお持ちであることを表に出されないで政治活動されてきたんですよね。そのへんのところ、あとから、たとえば、あの時、蓮舫さんから、お詫びとかなかったんでしたっけ。」
与謝野氏 「まだ知らないと思いますよ。」
反町キャスター 「あー。うーん・・・ 」
八木キャスター 「あ、ちょっと、このへんはまだ確認はとれていないですが」
与謝野氏 「だからね、非常に非人間的な発言ですよ」
ここのくだりは、与謝野さんの本気の怒りと軽蔑がひしひしと伝わってきて、私も手に汗を握りました。
ワタクシごときの文字お越しでは、あの緊迫感は伝わらないのが残念でなりません。ごめんなさい・・・。
初め、与謝野さんの口が重かったので、八木キャスターに「具体的に」と言われるまで(←墓穴・・・)、仰るつもりはなかったのかもしれません。
この時の動画は見つからなかったのですが、これのことかなという議事録はありましたので、以下、一部、転載いたします。 そのものずばりの言葉がないのは、議事録から削除されたからなのでしょうか。この発言も十分失礼だと思いますが、動画で確認したいですね。
○蓮舫君 この事業の対象者が二万人とおっしゃいましたが、三障害の障害児というのは三十万人以上おります。一生懸命学んで勉強されてこられたようですが、もっと広い観点で勉強していただかないと。生まれてくる子供は一年間で百六万人いるんです。その中で一定の確率で障害児というのは生まれるんです。障害を持とうが持つまいと同じようにはぐくんでいくのが政治の力で、保護者を同じように支援するのが政治の力で、もっと言いますと、病気や事故で障害を持つかもしれないお子さんもいるということを考えると、もっと広く政策を是非実行していただきたい。
( 「参議院会議録情報第164回国会 予算委員会第16号 平成18年3月24日」 より一部転載)
ちなみに、FNSの世論調査によると、「蓮舫さんの要職への起用」に期待する人は、「 69.3%」だそうです。
他にいろいろ書きたいこともありますが、取り急ぎ、文字お越しのみ。
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