ネットレイティングス、主要な新聞社ニュースサイトの利用者数を発表

ネットレイティングス株式会社は2009年2月24日、Nielsen Online が提供するインターネット利用動向調査「NetView」の、2009年1月データを発表した。

それによると、新聞社が運営するニュースサイトの利用者数において毎日新聞社が運営する「毎日 jp」が947万人を集客し首位に立っていることがわかった。

2 位はマイクロソフトが運営するポータルサイト「MSN/Windows Live」と、産経新聞社が共同提供している「MSN 産経ニュース」（787万人）、3位は産経新聞社の「ニュースサイト・イザ！」（742 万人）と続き、新聞の発行部数では上位の「YOMIURI ONLINE」（読売新聞社）と「asahi.com」（朝日新聞社）をリードしていいる。

「NIKKEINET」や「asahi.com」は、職場での利用者と家庭からの利用者がほぼ同数になっているのが特徴。


これは、ポータルサイトとの共同提供である「MSN 産経ニュース」はもちろんのこと、「毎日 jp」や「イザ！」は他社運営のポータルサイトの集客力を自社サイトに誘導した結果となっている。「イザ！」は全トラフィックの9 割前後が「Yahoo! ニュース」からの流入となっている。また、首位の「毎日.jp」も全トラフィックの5割前後が「Yahoo! ニュース」からの流入である。

一方、新聞社サイトの利用者ひとりあたりの平均ページビュー数で見ると、「NIKKEI NET」、「asahi.com」、「YOMIURI ONLINE」の順となり、利用者数との逆転現象が起きていることがわかる。