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【衝撃事件の核心】“大人の交流”に警視庁が「待った!」 アダルトライブチャットの赤裸々実態とは… (4/4ページ)

2009.10.12 07:00
このニュースのトピックス衝撃事件の核心
公然わいせつ容疑で警視庁に摘発された会社が運営していたアダルトライブチャットサイト公然わいせつ容疑で警視庁に摘発された会社が運営していたアダルトライブチャットサイト

わいせつ物陳列、児童ポルノには問えず…ハードルは“生中継”

 一方で、複数の男性が参加するノーマルチャット中に行為がエスカレートし、サイト運営者や会員が公然わいせつ容疑で摘発されるケースも相次いでいる。

 大阪府警は平成13年、女性のわいせつな姿をネット上で流したとして、サイト運営者を相次いで逮捕。今年4月には、主婦や女子大生など約8500人が登録する大規模なサイトを運営していた男らを逮捕している。

 だが、「法律が現状に追いついていない」と指摘するのは、ネット犯罪に詳しい奥村徹弁護士だ。

 「わいせつな画像を媒体に保存してネット上で公開すると、罰則が懲役2年以下のわいせつ物陳列罪に問えるのに対し、生中継だと6月以下の懲役の公然わいせつ罪にしか問えない」

 また、奥村弁護士は「アルバイトで雇った児童を使っている生中継サイトもあるようだが、何かの媒体に画像を記録しているわけではないから、児童ポルノにはあたらない。児童が下着をつけていれば、公然わいせつにも問うことができない」とした上で、「もうかるし、罪も重くないからこうしたサイトはどんどん増えていっている。法律がインターネットを想定しておらず、時代遅れな面もある」と警告する。

 警視庁の捜査を受け、ショーガールのトップ画面には現在、こんな注意書きが掲載されている。

 《当サイト内のルールとして2ショットも含めすべてのチャットにおいて女性の局部露出並びに局部の露出の危険性のある行為は禁止しております。もしサイト内のルールに違反した場合男性・女性会員は強制退会となる場合がありますのでご注意下さい》

 社長らは逮捕されたが、サイトには今日も大勢の会員が訪れている。“大人の交流”への需要は依然として根強いようだ。

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公然わいせつ容疑で警視庁に摘発された会社が運営していたアダルトライブチャットサイト

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