宮崎県で大規模な感染が広がっている家畜伝染病「口てい疫」。近隣の台湾や韓国をはじめ、イギリス、アフリカなど世界各地で以前から被害が起きている。対応が遅れた台湾では、主要産業の畜産業に壊滅的な打撃を与えた。2001年に「世界最大の被害」を出したイギリスでは、その教訓から、口てい疫の疑いが生じると、即、「国家の危機」として対応することにした。2007年に被害が出たときは、感染発覚から2日で処分をはじめ、あわせて補償ををおこなうなど、様々な対策が立てられた。こうした各国の教訓を、未だ感染拡大が収まらない日本で、どういかしていけばいいのか。世界に広がる口てい疫の衝撃、日本の現場での被害の広がりを最新報告する。
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