関連記事
【連載企画】えびの終息・37日間検証(下)
牛に感染疑い 川南の1農場
飛び火は車両原因か 農水省えびので現地調査
【支援策】対策費国全額を負担 農水副大臣が明言
制限解除翌日から 雇用調整助成金、特例設け支給対象拡大
献血協力を 移動車訪問キャンセル相次ぐ
【支援策】宮崎労働局、農家対象で相談増 児湯地域8割占める
被害農家へ見舞金配布 新富町
風評被害に対策を 中小企業支援で団体が意見交換
日向で共同埋却開始 ワクチン接種牛195頭
【記者コラム】うすでこ(高鍋支局)
児童、終息願い千羽鶴町に贈る 高鍋東小
【連載企画】えびの終息・37日間検証(中)
抗体検査も陰性ブランド存続へ望み 種雄牛5頭
「再開向け希望の星」 種雄牛5頭陰性
国、全額負担を 知事ら要請
進まない処分豚舎収容限界 川南の男性
子牛推計38万頭 主力の種雄牛
不慮の死に友人沈痛 牛づくりに情熱阿久井さん
都農で1農場で感染疑いの牛

国、全額負担を 知事ら要請
(2010年6月7日付)
東国原知事は6日、政府の現地対策チームの本部長を務める山田正彦農水副大臣に、口蹄疫に掛かるすべての費用は国が全額負担することを要請した。
負担をめぐっては、口蹄疫対策をまとめた特措法で「国が全部または一部負担」、鳩山首相は「万全の措置を講じる」として県の負担が生まれる可能性を残している。菅直人新内閣の発足と、特措法に伴う政令が成立する週明けを前に要望書を提出した。要望書は中村幸一県議会議長と連名。
提出後、記者団に対して東国原知事は「副大臣は『われわれの意思を次の内閣にも伝える』とおっしゃった」と報告。県の試算ではワクチン接種に掛かる諸費用だけで約400億円に上ることを挙げて「仮に5分の1を県が負担すると来年度の県予算を編成できるかどうかの瀬戸際。ぜひ国が全額負担を」と強調した。