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肝移植募金100万円を横領「借金返済に使った」

 重い肝臓病を患う男性(19)=岡山県矢掛町=の移植手術費用として集めた募金を着服したとして、広島県警福山東署は8日までに、横領の疑いで、広島県尾道市の無職本山孝一容疑者(69)と妻の二三子容疑者(69)を逮捕した。

 福山東署によると、本山容疑者は男性の両親から募金口座の管理を委託されていた。手術のめどは立っていないという。

 2人の逮捕容疑は2005年7月25日、募金を預けた信用金庫の口座を無断で解約し、残金100万円を着服した疑い。

 福山東署によると、1999年、当時8歳で福山市在住だった男性の海外移植手術を支援しようと住民らが「救う会」を結成。募金活動で約1950万円を集めた。

 男性は翌年、手術のためオーストラリアに渡ったがドナーが見つからず帰国。昨年5月、母親があらためて手術を受けさせようとして、募金がないのに気付いた。

 福山東署によると、本山容疑者は「借金返済に使った」、二三子容疑者は「一部は男性の母親に渡し、残りは夫に渡した」と供述している。

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