中畑清氏はＧ監督になれないから出馬！？

街頭演説をする藤井孝男氏。後方は中畑清、小倉あさこ Photo By スポニチ

　夏の参院選の比例代表に新党「たちあがれ日本」から立候補する元巨人の中畑清氏（５６＝スポニチ本紙評論家）が７日、東京・新宿駅東口で初の街頭演説を行った。

　藤井孝男参院代表からマイクを受け取ると、聴衆から「頑張れキヨシ！」の大声援。「巨人軍の監督の芽がなくなったから政界に進出するのではないかと言われていますが…。正解です」と切り出して笑いを誘った。

　「総理大臣もヤクルトの監督も代わりましたが」とジョークを交えながら聴衆を引きつけ、次第に持論を展開。若年層の体力低下を嘆き「子供に運動への興味を感じさせないといけない。そのためにはしっかりとした指導者、先生を学校に送り込む必要がある」と力説。演説を終え、宣伝カーを降りると聴衆に握手を求められて、もみくちゃにされた。

　初の街頭演説の自己採点は「８０点」。満点ではないことに関し「スポーツ局をつくりたいという大事な主張を言い忘れた。でも自分らしい。エラーがある選手だから、これからエラーを少なくして、しっかりすべてのことを言い切れるようにしたい」と意気込んだ。

[ 2010年06月08日 ]