亀田兄弟がフィリピン合宿出発「自分を鍛えたい」

　ＷＢＡ世界フライ級チャンピオンの亀田大毅と兄の興毅（ともに亀田）が８日、成田空港から合宿を張るフィリピンへ出発した。ともに７月２５日にノンタイトル戦（大阪府立体育会館）を控え、スパーリングなどに取り組むことを目標に掲げた。

　亀田大は元同級王者の坂田健史（協栄）との初防衛戦に向けての重要な前哨戦となる。「どんな相手でも自分との闘い。合宿で自分を鍛えたい」と気を引き締めた。

　亀田興は３月にＷＢＣ世界フライ級王座を失い、スーパーフライ級に上げて再起戦に臨む。年内の世界挑戦を見据え「３階級制覇が目標。もっと強くなって新しい階級に殴り込む」と意気込んだ。１８日に帰国予定。

[ 2010年06月08日 09:56 ]