知恩院には何度も行ったことはあるけど
最近読んだ雑誌に
京都が一望出来る場所があると書いてあったので
そんなとこあったっけ!?と思い
確認するべく愛車(自転車)を走らせた。
仏教は平安時代以前は上流階級のものだったんだけど
法然上人がお念仏を唱えれば誰でも極楽往生できると言う教えをひろめて
現在のように誰でもお参りしたり唱えることができるようになったんだ。
京都が一望出来る場所は
ナント三門!!
いつもくぐっている門に登ることが出来るんだ。
山門ではなく、三門と書くのは
「空・無相・無願」という悟りに通じる三つの門を表すからで
三門は国宝に指定されている。
今回は、非公開文化財特別公開ということだった。
急な階段を上がって景色を見た瞬間
うわっ!って声を出してしまった。
生憎の曇り空だったけど
町並みをぐるりと見渡すことが出来て
本当に京都が一望出来たんだ。
南禅寺山門の五右衛門の台詞じゃないけど
もし桜が満開だったら
本当に絶景だった思う。
木造では世界最大規模の楼上の内部には
宝冠釈迦如来像が安置されていて
天井には昇龍や天女、麒麟が描かれていた。
日本の龍は3本指。
中国は5本指。
この数の違いは、当時の国の強さを表すもので
中国の方が強かったかららしい。
麒麟が現れるのは吉祥で良いことの起こる前触れらしく
麒が雄で、麟が雌なんだって。
400年も経っているのに色彩豊かで
文化財を保護する為に
照明を落としてあるにも関わらず
魅入ってしまった。
次回の特別公開の時には
是非、皆さんにも観てもらいたいって
観る価値のある景色だと
ホントに思った。
その後、愛車で西へ走ると
沢尻エリカさんが出演していた
映画「クローズドノート」のワンシーンにある
「一本橋」を通って
白川三条下がった「餅寅」さんで
光秀饅頭を買い
ほおばりながらランチへ
何を食べたのかはまた次回。。。
今夜はエビスじゃなくて、麒麟麦酒で乾杯