小6ぐらいの頃、保津川に飛び込んで遊んだ
といっても
泳ぎは得意ではなくて。。。
でも、みんなと同じように遊びたいから
無理して飛び込んで
上手く泳げす下流に流されたりした。
大人たちもボク達が飛び込むと拍手をしてくれたり
手を振ってくれたりするから
みんな調子に乗ってたけど
今思えば、よく無事だったと思う。
この前
今はどうなっているのか知りたくなって
久しぶりにその場所を
探しにいってみた。
ところが全然みつからない。
もちろん何十年も経っているから
建物も増えているし
背も高くなっているから
目線が違うのかもしれない。
しょうがないので
一人散歩していると
おじいさんに出会った。
ガラガラを引いて山道を歩いているから
何をしてはるんかと思って
声を掛けてみたら
和歌山から来ていて、これから水を貰いにいくとのこと。
こんなところに名水なんてあったっけ!?
好奇心のアンテナが動いて。。。
ボクも行ってみた。
「嵐山妙見堂」
名前を聞いた事も無かったし
こんな山奥に何かあるなんて思っても見なかった。
本山は能勢にある「日蓮宗霊場能勢妙見山」。
名水というのは
ご神水で、山の湧き水。
その場で少しいただいたけど
とてもまろやかで
からだのなかに広がっていった。
4代目の副住職さんは
今、100日の修業に行ってはって
2月10日に帰ってきはる。
代わりに奥さんが話をしてくれた。
何気なく過ごしている日常には
無駄がなく
山で生活する事で日常生活の
有り難みがわかり
多くの人や物に感謝していますとのことだった。
もし、昔の事を思い出していなければ
もし、おじいさんに会わなければ
今日の出会いも無かったのかなと思うと
不思議な縁を感じた。
2月10日って。。。
ボクの誕生日なんだけど !?!?
ご縁に乾杯