京都 扉の向こう。。。

人が好き、町が好き、京都が好き。ちょっとワケありオヤジの独り言。。。

こどもの誕生

2009-11-26 | 日記

11月の雪の降る夜
病院の廊下で一人待っていた。

性別関係なく
ただ五体満足であって欲しいと
元気でありますようにと願っていた。

無事出産が終わり、対面した時は
ありきたりな言葉かもしれないけど感動した。

愛おしくて
どうしようもなく可愛いかった。

抱き上げた時のぬくもりは
今でも昨日のことのように
思い出す事が出来る。

実際の生活とか
こどもを育てていけるかとか
ボクは二人を守っていくことが出来るのかとか
考えられることは全て不安なことばかりだったけど
やるしか無い ! って思っていたし
若さ故、世間知らずだったことが幸いして
なんとかやっとこれたんだんだと思う。

久しぶりに見た
息子のお誕生アルバムには
大人になったら一緒に飲みたいねと
書いてあった。

僕の夢は実現している。

産んでくれてありがとう。
生まれてくれてありがとう。


ママと息子に乾杯






出産予定日の朝
お腹に鈍い痛みを感じて目を覚ました。

出産予定日というのは、その名の通り、
あくまでも予定日なので…
通常は前後一週間の中でズレが生じてくる場合が多い。

だが律儀なあの子は予定日ピッタリに産まれて来た。

若かった私は、始まった痛みに不安を感じつつ…
我が子にもうすぐ出逢えるという嬉しさで胸がいっぱいになった。

ただ、そんなことを思っていられたのも夕方まで…

段々、激しく間隔も短くなってくる痛みに耐えるので精一杯になっていった。

病院に連絡を入れ、タクシーに乗り入院。

仕事が終わり次第、パパが病院に駆けつけてくれた。

それまでは、何とか気丈にしていた私だったが、
パパが手を握ってくれた瞬間、涙が出てきてしまった。

お腹と一緒に痛くなってくる腰を一生懸命さすってもらうと
少しだけ痛みがましになるような気がした。

そして、子宮口が全開。
いよいよ出産。
分娩室に向かい、助産師さんの指示に従いながら最後の力を振り絞っていきむ。

「もう良いですよ。力を抜いて呼吸を細かくして」
その言葉の後に
「オギャア、オギャア…」と元気な産声。

元気な男の子が誕生した。

産まれたての赤ちゃんとは思えないくらい目鼻立ちの整った子だった。

私の胸は安堵感と母になれた嬉しさと喜びでいっぱいになった。

分娩室を出ると赤ちゃんを抱いたパパが満面の笑みで待っていてくれた。
パパのご両親、私の母も周りを囲んで、
まるで幸せの花が咲いているように見えた。

あの日あなたは、いっぱいの愛に包まれて産まれてきたね。

                  
                         by marumama
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ラジオの収録見学!? 参加しませんか!?

2009-11-24 | event
ラジオのこと
詳細がわかったのでおしらせです。


番組名、「きょうとこれからラジオ」
毎月第二、第四木曜 12:00〜12:30
ブログから今までの放送が聴けます。
http://kyoto-korekara.seesaa.net/

放送局、京都三条ラジオカフェ
http://radiocafe.jp/
HP右上にあるStreaming Radioから同時放送が聴けます。

毎回様々なゲストの方が環境や文化のお話をするという番組で
パーソナリティは、太田航平さん
(NPO地球環境デザイン研究所ecotone代表理事)

今回は、スタジオを出て1928ビルにある
営業中のラジオカフェで収録します。
12月2日(水) 14:00〜15:00


わいわいと賑やかに京都のことを
あれこれ話してみるって感じかな。。。

また、見学者の方の飛び入りもOKらしいから
都合のつく方は是非、遊びにきてください。


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振り返ればヤツがいた

2009-11-23 | 日記
小4の時、西京極から西院に引越した。
同じクラスの一人の男の子が
ボクの事を色々面倒をみてくれた。
いじめられそうになったら助けてくれるし
まだ友達のいないボクと一緒に帰ってくれたりして
ちょっとやんちゃだけど気持ちの優しい奴だった。

塀の上を歩いたり
石の上を忍者のように歩いたり
こんなんできる!? とかって
いたずらしながら下校したりしてた。

彼とは卒業まで同じクラスで
バレンタインの時、ボクたちはひとつもチョコが貰えなかった。
それで、彼が帰り道にあるお店で
ピーナッツ入りのハートのチョコを買ってくれて
半分ずつにして食べたりした。
京都で出来た大切な親友だった。

でも、中学になるとクラスが別々になってしまい
何となく声が掛けづらくなってしまった。

彼は、サッカー部で目立つタイプだったから
みんなの手前、無理をしていきがったり
かっこつけたりするようになってしまい
いつのまにか、やんちゃグループのリーダーになっていて
ボクたちの間は、ホントに距離があいてしまった。

美術の時間、絵を描いていたとき
彼はふざけて、ある生徒の絵を消していた。
ボクはそれを偶然見てしまい
彼がやっているのを見たと証言した。
他にも多くの生徒が彼がしていた事を見てたのに
仕返しが怖くて、誰も彼がやったと言わず。。。
ボクはみんなに対して
何とも言えない気分になってしまった。

卒業してしばらくたったある日
同窓会をした。
先生はあの時のこと覚えていてくれていて
君のあの時の態度は誇りに思う
と言ってくれた。
その瞬間
ボクの中にあったわだかまりがなくなった。

その会の流れで、次回の同窓会の幹事をすることになった。
みんなにハガキを書いたり、電話をしたんだけど
彼だけ連絡つかなくて。

前回の同窓会にも参加していたから
どうしても声を掛けたくて
人づてに連絡先を聞き
事務所と言われるところに電話したら
それはやくざの事務所やった。
彼も連絡してきたことに驚いていたけど
ボクはもっと驚いてしまった。
そして、参加すると言っていたのに
組のえらいさんが亡くなったとかで
当日は会うことができなかった。

でも近くに住んでいたらしく
息子に公園で会うと声を掛けてくれたり
小遣いをやってくれたりして
子供の時のあの優しかった面は変わらずにいてくれた。

出会う人や状況で人の人生は変わるけど
変わらない部分だってあるんだ。

あの時のチョコレートの味
一緒に食べた時の気持ちは
今も覚えている。

瞳の奥の優しさに乾杯



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実りのとき

2009-11-21 | photo

果物の実る時期(とき)が違うように

人々の実りの秋(とき)も違う。


周りの人に
実りの秋が来たからといって

焦らなくてもいいんだ。



大切なのは
その時期(とき)が来るまで
怠けず焦らず
ゆっくり育てること。

我慢だって必要かもしれない。
辛い事だってあるかもしれない。





でもいつまでも
青いままじゃないよ。
必ず実りの秋が来る。


だから
それまで前を向いて歩いていこう。



いつか来る実りの秋に乾杯

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79.7MHz

2009-11-19 | event
ひさしぶりに高さん
(以前紹介した「ラブレター」の画家さん)と会う事になり
仕事の後、「同時代ギャラリー」に行った。





安野仁萌さんのドローイング展を観た。
抽象的な線で描かれた絵は
柔らかさや力強さがあって
和風のような洋風のような
不思議な立体感のある世界だった。

12月1日〜6日は
「かとりのだいち展」というのがあるらしい。

近くの「ラジオカフェ」で
軽く一杯。

とりとめのない会話の筈が
ふとした流れで
ラジオ番組の話になり
なんと!!
高さんと
漫画家のかねさだ雪緒さんと一緒に
ラジオに出演する事になってしまった。

詳しい内容はまだわからないけど
収録日も12/2に決まってしまった。。。
それも、「ラジオカフェ」の店内で
お客さんの居る中で収録するかも!?なんて話もあって。。。
そんな中でエコについて話して欲しいなんて
たくさんの人が聴いてると思ったら
緊張してしゃべられへん!!

多分、うんとか、そうやねとか
そんなことしか言えない気がする。

収録日まで、まだ日にちはあるけど
今からドキドキしてる感じ。


1928ビルに乾杯
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