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暴力団に特別席券譲渡の維持員 資格はく奪

 東京・両国国技館で行われた大相撲夏場所で指定暴力団住吉会系組長が一般販売されていない「維持員席」と呼ばれる土俵近くの特別席で観戦していた問題で、日本相撲協会がその席の保持者だった人物に対して維持員の資格をはく奪していたことが7日、分かった。

 相撲協会は一定額の寄付金などを納めた法人や後援者らを「維持員」と認め、本場所中のたまり席を15日間で合計300席割り当てている。原則として維持員以外は使用できないが、夏場所14日目(5月22日)に住吉会系組長が向正面の前から2列目の維持員席に座っていることが発覚。相撲協会は当日に席を保持していた維持員から事情聴取を行った。席が譲渡されたルートは「判明しなかった」(相撲協会担当者)というが、夏場所後、この維持員から再聴取したところ、席の入場券の出どころが自身だったことを認めたため資格を取り消した。

 協会では昨年10月に維持員承認に関しての規定を改正し、暴力団関係者の排除を明記するなど厳格化。昨年名古屋場所で暴力団幹部らが維持員席で観戦した問題でも、関与したとして親方2人が処分を受け、維持員6人の資格が取り消された。

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