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	コインロッカーから赤ちゃんの遺体　大阪・豊中市
	近江牛の輸出始まる　口蹄病の影響で延期
	「不審な客は即１１０番」　兵庫県警がコンビニ強盗対策
	解体ビルから重機が転落　男性作業員が死亡
	収入隠して生活保護受給　中国出身の夫婦を逮捕
	「ＩＣＯＣＡ」で不正乗車６２回　ＪＲ西日本の駅員を懲戒解雇
	「文化・芸術に冷たい」橋下知事が心変わり？
	史跡の古墳　ゴルフ場工事で破壊
	「お弁当」のない国の人向け…大阪で料理教室
	西日本高速道路会長　子会社の会長を辞任
	山本病院　入院患者の６割が大阪市内の受給者
	ＪＲ京橋駅近くで火事　１人けが
	郵便局強盗未遂　男を再逮捕

最終更新日時：2010年6月8日 05:17

コインロッカーから赤ちゃんの遺体　大阪・豊中市

コインロッカーの検証

阪急・豊中駅のコインロッカーから回収されたポリ袋に、生まれたばかりの赤ちゃんの遺体が入っているのが見つかりました。７日午後、阪急電鉄・豊中駅のコインロッカーから回収して保管していた黒いポリ袋から異臭がし続け、人のような感じがするとロッカーの管理会社から警察に通報がありました。警察官が立会って袋を開けたところ、中にはコンビニのポリ袋が３つあり、うちひとつから赤ちゃんの遺体が見つかりました。警察によると赤ちゃんは身長５２センチの女の子で、生まれたばかりと見られています。ほかの２つのポリ袋には衣服が入っていたものの、身元を示すものは見つかっていません。ロッカーは先月２８日から使用されたままになっていたため今月３日に管理会社が中に入っていたポリ袋を回収して保管していました。警察はロッカーの利用者の割り出しを進めるとともに赤ちゃんの死因を調べる方針です。

( 2010/06/08 5:16: 更新)

近江牛の輸出始まる　口蹄病の影響で延期

輸出に向けトラックに積まれる近江牛

口蹄疫の影響で牛肉の海外輸出が制限され、延期となっていた近江牛の輸出が許可され、７日、輸出第一号となる近江牛の出発式が行なわれました。滋賀食肉センターでは、県が輸出牛肉の取扱のできる施設整備を行い、今年５月から海外輸出を始める準備を進めてきましたが、口蹄疫の影響で延期されていました。先月になって、マカオでは口蹄疫の搬出制限区域外の牛肉について輸入を許可したことから、政府も近江牛の輸出を認めました。輸出されるのはサーロインやヒレなど２８８キロで、年間２００頭分の出荷を予定しています。滋賀食肉市場の山田耕三社長は「畜産業界は口蹄疫で大変暗い話題がございました、今日こうやってマカオの方に出荷できるようになって大変喜んでいます」と話しました。滋賀食肉センターでは今後、シンガポール・香港などにも輸出の拡大を目指すということです。

( 2010/06/08 5:14: 更新)

「不審な客は即１１０番」　兵庫県警がコンビニ強盗対策

コンビニエンスストアを狙った強盗が相次いでいることを受けて、兵庫県警は県内のすべての店舗に対し、ある「異例の指導」を始めました。

６日、兵庫県西宮市のコンビニエンスストアに目だし帽をかぶった男が押し入った強盗事件。
実は、この事件は兵庫県の「危機的な状況」を告げていました。

兵庫県内では、去年発生したコンビニ強盗が２７件と過去最悪を記録。
しかし、ことしは６日の事件ですでに２７件発生と、さらに急増しているのです。

コンビニ強盗の多くは、顔を隠した上で客のふりをして押し入っていますが、怪しいところがあってもなかなか通報できないというのが実情でした。

そこで兵庫県警は、目だし帽やフルフェイスのヘルメットはもちろん、マスクとサングラスなどで顔を隠した不審な客が深夜の時間帯に店に入った場合は、すぐに１１０番通報するよう指導を始めたのです。

【兵庫県警生活安全企画課・武田英雄課長補佐】
「通報が入ればすぐに警察官が店に行きます。そこで犯人がいれば当然検挙、犯人でなければ職務質問するという形になります」

事件と関係なかった場合には、警察官が事情を説明するということで、兵庫県警では「店員は躊躇せず、通報してほしい」と話しています。

( 2010/06/07 19:50 更新)

解体ビルから重機が転落　男性作業員が死亡

転落した重機

兵庫県川西市のスーパーマーケットの解体現場で、作業中のパワーショベルが５階から転落し、運転していた作業員の男性が死亡しました。

【近所の人】
「ガシャーンていう音」
「いつもより大きな音がした」

７日午前１１時すぎ、川西市小花１丁目のスーパー「ジャスコ川西店」の解体現場から「作業員が約１６メートル下に落ちて、意識がない」と消防に通報がありました。

警察などが駆けつけて、ビルの１階部分にあったパワーショベルの運転席にいた江口幸次郎さん（６１）を病院に運びましたが、約４０分後に死亡しました。

江口さんは解体中のビルの５階部分でパワーショベルを運転し、ガレキを下に落とす作業をしていましたが、バランスを崩して空洞部分に落ちたということです。
警察は、作業方法に安全上の問題がなかったか工事関係者から事情を聴いています。

( 2010/06/07 19:51 更新)

収入隠して生活保護受給　中国出身の夫婦を逮捕

中国出身の夫婦が、約５年間にわたり収入を隠して生活保護を受給申請し、約５１０万円多く受け取ったとして逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、大阪市港区の人材派遣仲介業・高大ケイ容疑者（５８）と、妻の江祖キン容疑者（４０）です。

警察などによりますと、２人は高容疑者の目の障害などを理由に市の生活保護を受給していましたが、「収入がない」と嘘の申告をしてことし４月までの５年間で、本来の受給額より５１０万円多く受け取ったとされます。
しかし、実際には人材派遣業で月平均１２万円程度の収入がありました。

【大阪市役所の会見】
「各区役所にもフィードバックして、『騙す人がいる』と周知していきたい」

高容疑者は「食費やこどもの教育費など金が必要だった。タダでもらえるものは、もらって当然」と容疑を認めています。

( 2010/06/07 19:50 更新)

「ＩＣＯＣＡ」で不正乗車６２回　ＪＲ西日本の駅員を懲戒解雇

ＪＲ西日本の会見

ＪＲ西日本の５３歳の駅員が、ＩＣカード「ＩＣＯＣＡ」を使って不正乗車を６０回あまり繰り返していたことがわかり、７日付けで懲戒解雇されました。

懲戒解雇されたのは、ＪＲ東西線北新地駅に勤務する５３歳の男性駅員です。
ＪＲ西日本によりますと、この男性駅員はおととしから今年にかけ、私鉄や地下鉄などで６枚のＩＣＯＣＡを使って改札を強行突破し、計６２回・１万６５５０円分の運賃を免れていました。

男性駅員は休日に不正乗車を繰り返し、その後、駅の機械を使って入場記録を消していました。
６枚のカードのうち２枚は駅で拾ったもので、家族や知人にも不正乗車を行なわせていました。

男性駅員は「小遣いを確保するために行なった」と話しているということです。

( 2010/06/07 19:51 更新)

「文化・芸術に冷たい」橋下知事が心変わり？

「文化に冷たい」と言われてきた大阪府の橋下知事が、芸術家を日本各地から大阪に集めようと、ある作戦に乗り出しました。

大阪府庁に突如現れた火を噴く竜。
大阪出身の芸術家・ヤノベケンジさんの「ラッキー・ドラゴン」です。

去年夏の「水都大阪」のイベントで、人目を引いたオブジェが府庁にやってきたのは、大阪府が始める「おおさかカンヴァス推進事業」のＰＲのため。
公園や役所など、公共の空間を芸術家に開放しようという試みで、絵画・彫刻・オブジェなど応募作品から１０ほどを選び、その製作費を１作品につき３００万円まで出そうというのです。

橋下知事といえば、芸術団体や施設への予算を削るなど「文化に冷たい」と言われてきましたが…。

【橋下知事】
「アーティストが『これをやりたかったら大阪に行かなきゃ出来ない』っていう大阪を目指したい」

【ヤノベケンジさん】
「最初は頭に来てた。『何言ってんだこいつ、アートのことわからんくせに』と。去年食いついたら、どんどんアート寄りになってきて…。『なかなか鍛え甲斐があるやつだな』と思った」

応募期間は来月１２日までで、作品を最後まで完成させられる人なら誰でも応募できるということです。

( 2010/06/07 19:52 更新)

史跡の古墳　ゴルフ場工事で破壊

奈良県御所市にある国の史跡・巨勢山古墳群が、ゴルフ場の拡張工事によって一部が破壊されていたことが分かりました。

御所市にある巨勢山古墳群は、５世紀から７世紀の古墳・約７００基がある国内最大級の国の史跡です。
御所市によりますと、去年１１月、敷地内に古墳があるゴルフ場が練習場の拡張工事を行い、山の斜面を約５４００平方メートルにわたり削りました。
その結果、４基の古墳の「盛り土」が崩れるなどして壊れたということです。

国の史跡で工事をする際には国の許可をとる必要がありますが、ゴルフ場は取っておらず、市側は市民の通報で初めて工事に気付いたということです。

【御所市・上田貞夫教育長】
「御所には文化財がたくさんありますし、毎日歩いて回るわけにはいかないですし…。委員会を立ち上げて、これから考えていくことになる」

このゴルフ場は、おととし経営会社が変わっていて「古墳があることは分かっていたが、史跡の範囲などについて引継ぎがなく、把握していなかった」と話しています。

文化庁はゴルフ場側に対し、復旧するよう求めています。

( 2010/06/07 19:51 更新)

「お弁当」のない国の人向け…大阪で料理教室

自宅でおにぎり作りに挑む淑一さん

お昼ごはんに「手作りのお弁当」を食べるというのは、実は日本独特の習慣なんだそうです。この週末、お弁当作りが苦手な在日外国人たちに向けて、ボランティアが料理教室を開きました。

土曜日の午後、大阪市内で開かれた料理教室には、中国人やフィリピン人の母親ら約３０人が参加しました。

味付けのりを入れた卵焼きに、野菜の肉巻き。
教えるのは単なる日本料理ではなく、「お弁当」のおかずです。
実は、中国には「お弁当」という習慣がないのです。

【参加した中国人女性】
「お昼は食堂か、学校が近ければ家に帰って食べます。冷めたご飯はお腹を壊す」

在日外国人の支援をする「関西生命線」には、「学校に通う子どもに持たせるお弁当に何を入れていいのかわからない」と悩む母親の声が多く寄せられるといいます。

【参加した中国人女性】
「娘に『このお弁当、キレイじゃない。いらないです。恥ずかしいです』と言われました」

【関西生命線・伊藤みどり代表】
「ふたを開けるとかわいい、おいしそうなお弁当で、親子の絆も生まれるのではというのが講習会を企画した最大の目的」

中国にはおにぎりを作るという文化もないため、三角おにぎりに四苦八苦。
そして、多くの人が苦労していたのが、彩りのいい「詰め方」です。

【講師のボランティアの女性】
「にんじんの赤がここにあったらいいな。にんじんの赤を入れてらっしゃい」

【参加した中国人女性】
「先生が入れたらキレイなのに、私がいれるとキレイじゃないね」

おかずは同じでも、それぞれの思いが詰まった個性あふれるお弁当に仕上がりました。

７日の午前６時３０分。
おにぎりに苦戦していた中国人の宗淑一さん（３０）と、旦那さんの國師直さん（３２）にお弁当作りを見せてもらいました。

卵を焼くのは直さんの役割、淑一さんの担当は「おにぎり」です。

【淑一さん】
（Ｑ．おにぎりの形は？）「形は三角です」

角を作るのに、少し無理があるようですが…？

【直さん】
「こんなにキレイにできると思ってなかった」

習慣は違えど、美味しくごはんを食べてほしいと思う気持ちは同じです。

【淑一さん】
「今回はおにぎりの作り方を勉強しましたが、これからも寿司とか、結構難しいと思いますね。頑張りたいと思います」

愛情がいっぱいつまったお弁当を持って、会社に向かう直さん。
淑一さんのお弁当修行はまだまだ続きます。

( 2010/06/07 19:50 更新)

西日本高速道路会長　子会社の会長を辞任

西日本高速道路会長の石田孝会長

西日本高速道路の会長が子会社の会長を兼務し、不適切な取引の疑いが取りざたされていた問題で、７日、子会社の会長職を辞任すると発表しました。西日本高速道路の石田孝会長は、民営化当初から会長職を務めるとともに、４年前からサービスエリアのテナントを選ぶ子会社の会長も兼務していました。これについて、「テナントの選定の過程が不透明」といった不適切な取引を疑う声があがり、社内の調査委員会が、今月中に調査結果を明らかにする方針です。石田会長は、これまで「誹謗中傷だ」と否定してきましたが、「社内に不信感があるままでは業務に支障をきたす」として、サービス会社の会長職を退くことにしたものです。道路会社の会長職は続けるということです。

( 2010/06/07 14:20 更新)

山本病院　入院患者の６割が大阪市内の受給者

山本病院は診療報酬詐欺事件で摘発された

生活保護制度を悪用した診療報酬詐欺事件があった奈良県の山本病院で、入院患者の６割が、大阪市内の生活保護受給者だったことが分かりました。これは、大阪市の生活保護行政を調べるプロジェクトチームが明らかにしたものです。奈良県の山本病院で、生活保護受給者への手術を装い診療報酬を騙し取る事件があり、医療費が公費負担となる生活保護制度を悪用した実態が明るみになりました。今回、新たに２００８年度の入院患者のうち、６割にあたる２６４人が大阪市内の生活保護受給者だったことが分かりました。大阪市の調査では、このほか処方箋をコピーするなどして、基準を超える量の向精神薬を受け取っていた市内の生活保護受給者が、一ヵ月に８０人もいたことがわかりました。市では向精神薬が不正に転売されている可能性もあるとみて、対策を進めています。

( 2010/06/07 12:38 更新)

ＪＲ京橋駅近くで火事　１人けが

６店舗、計３８５平方メートルを焼く

６日夜遅く、大阪市都島区のＪＲ京橋駅近くで、飲食店など６店舗計３８５平方メートルを焼く火事があり、１人がけがをしました。６日午後１１時４０分ごろ、「大阪市都島区の飲食店から火が出ている」と消防に通報がありました。消防車３９台が出動し、火は約３時間後に消し止められましたが、火元とみられる飲食店が全焼したほか、６店舗計３８５平方メートルが焼けました。この火事で、火元とみられる飲食店の男性店長（５９）が軽いやけどを負いました。店の近くの人は、「黒い煙が上がって、２・３発立て続けに爆発し、２階の窓から『ボーン』と火柱が出た」と話していました。男性店長（５９）は、「天ぷら油の入った鍋から目を離して休憩し、戻ったら火が出ていた」と話していて、警察と消防で出火原因を調べています。

( 2010/06/07 12:20 更新)

郵便局強盗未遂　男を再逮捕

相原光義容疑者（２６）を山科区の郵便居強盗未遂で再逮捕

去年１０月に京都市山科区の郵便局で起きた強盗未遂事件で、警察は別の郵便局強盗で起訴された男を再逮捕しました。強盗未遂の疑いで再逮捕されたのは、東京都葛飾区の無職・相原光義容疑者（２６）です。調べによりますと、相原容疑者は去年１０月、京都市山科区の郵便局に押し入り、刃物を突きつけて金を脅し取ろうとしたものの、非常ベルを鳴らされたため、何も取らずに逃げた疑いがもたれています。相原容疑者は、京都市伏見区で起きた別の郵便局強盗ですでに起訴されていて、山科の事件では、周辺の聞き込み捜査や防犯カメラに映った犯人と相原容疑者の特徴が似ていることなどから、逮捕に至りました。調べに対し、相原容疑者は「やってません」と容疑を否認しています。

( 2010/06/07 12:12 更新)

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