2010年06月08日

お里が知れる!? ──日護会・黒田大輔君のビラ配り

なぜ黒田大輔君たちは、ビラを撒き続けるのか。
6月4日から7日、わざわざ大阪までビラを配りに行った黒田君と高山あずささんは、しきりにつぶやいていた。
 
「カルトわいてきたら面白いですね。昨日も(在特会の)八木さん、やってくれたんですけど、昨日はちょっと、おとなしかったですね、カルト」
「全然こなかったですよね」
「カルトわいてきませんね」
「つまんないね、カルトこないと」
「全然、わいてこないから、つまらないね」

──等々。要するに、創価学会関係者が近づいてこない、と愚癡をこぼしているわけだ。
 
これに対して「わいてこねえと、つまんないんだよな。本心、言っちゃうと」等と応える黒田君。「どうしたの。大阪のカルト、もうちょっと根性見せてこいよな。もうちょい気合い入ったカルト連れてこい」とカメラに向かって露骨に挑発までする始末である。
 
そして「なぜ、こないのか」について、いろいろと勘ぐり始める。
「俺たちんとこにはカルトわいてこないかもね。生放送のとこにはこないかもね」と黒田君が推測すれば、「カルトの皆さん、生中継やってんのに、場所、分かんなくてこれないの? これ」と推測してみる高山さん。
「こういうさあ、ビラが入ってることって、情報がさあ、入ってんだよ。全然、わいてこねーし」
「無視しろって指令が出てんじゃねーかなあ」
等と妄想は続く。
 
答えは分かりきっている。とどのつまりは「相手にされていない」というだけの単純な話。しかし黒田君、それすらも“俺ってすごい?”という粉飾の材料に変換してしまう。
 
やはり黒田君のピークは、もはや過ぎ去ったのではないかと見る向きもある。
「学会本部、5月3日やったでしょ。あの日なんだっけ、来場者数が3200人、3200人きて、コメント数ね、2万2000来たから」と黒田君。
「やっぱ盛り上がったね」と高山さん。
「やっぱりほら、信濃テーマパーク。カルッティ村をやると、やっぱりね、視聴率、高いのよ。うち、生放送の、ニコニコのねえ、アクティブ1位、何遍か取ってるもんな」と黒田君。
「なんだこれは、なんて言って、飛び入りで入ってきた人みたいなの、いっぱいいて」と高山さん。
すでに遠い昔の記憶をたどり、その余韻に浸るかのようなやりとりである。
 
それはともかく、今回の大阪でのビラ配りで、重要な発言が2つほど見られた。
 
一つは6月6日、チーム関西の西村斉氏による発言。
高山さんと2人で車に乗り込んだ西村氏が、高山さんとのやりとり中、こう語った。
 
「今日のビラ撒きで、ねえ、やらしい話、これで、2カ月は、ねえ、なんもせんでも食ってける。今日のビラ撒きで。みんな、そうでしょ。
明日はコクタさんからの依頼でビラ撒きます。反自民党のね。明後日が……言うてええんかな。自作自演せにゃあかん」
 
西村氏が言い出すと、途端にリアクションが不自然になり、おうむ返しが関の山の高山さん。「チキンラーメンもらったから。現物支給で」──高山さんが無理矢理ごまかしたような印象を受けたのは私だけであろうか。
 
この発言は何を意味するのであろうか。たった一日のビラ配りで「2カ月は、なんもせんでも食ってける」だけの収入があるということであろうか。
その収入は、西村氏だけが手にしているのか。かたや、西村氏よりも何十倍、何百倍と、はるかにビラを配り続けている黒田君の手には入っていない、というようなことがあり得るのか。
いったい収入は、どこから入るのか。それぞれが直接、手にするのか。あるいは黒田君から分配されるのか。
「みんな、そうでしょ」との一言が、何とも意味深である。
かりに黒田君の懐にも、ビラ配りによって、ある程度まとまった実入りがあるとすれば、それは、黒田君の呼びかけによってビラ配りに参加した面々にも、均等に分配されるのであろうか。まさか「ただ働き」ということはあるまい。それでは詐欺同然、黒田君の金儲けのために、唯々諾々とボランティアのビラ配りに駆り出されているとすれば、これほど哀れな話はない。
また、収入の会計処理が、どうなっているのかも問われねばなるまい。
黒田君が必要以上に「今日は何枚配った」と、生放送上で、たびたび強調するのは、クライアントへの業務終了報告ということだろうか。
 
そして、もう一つの発言は、同じく6日、「政教分離を考える会」の第4弾ビラが、すでに底を突きそうであることが話題になった際、高山さんが語ったことだ。
 
「(ビラは)ただいま増産中。ビラは、うちがお金出して刷ってるわけじゃないから、あのー、そこは非常に助かる」
 
こう高山さんが問わず語りに言い出した。
この発言を聞きつけた黒田君は、人差し指を口にあてた。
それを見た高山さんは「あ、それしゃべっちゃ……」と。
「実質的には、まあな、俺らが撒きますよっちゅう分は確保してもらってるわけですから」と黒田君が意味不明にかぶせていたが、これは咄嗟の打ち消しにすぎない。
 
そもそも「政教分離を考える会」のビラだ。日護会が「お金を出していない」ことなど決まり切っている。にもかかわらず、なぜ黒田君は、あえて高山さんの発言を制止せねばならなかったのか。
 
「うちがお金出して刷ってるわけじゃないから、あのー、そこは非常に助かる」
 
この言葉の背後に、果たして、いかなる事実が横たわっているのか。いずれにせよ、黒田君をめぐる「ビラとカネ」の問題への疑念は深まるばかりである。
 
ところで、mixi上に興味深い記述があった。それは黒田君とは非常に親しい間柄にある日蓮正宗信徒・樋田昌志の日記である。
そこに、こうコメントを書き込んだ人物がいる。
 
「お疲れさまです。我々は、宗教的な事は判りません。事実、我々には、クリスチャンもいれば、無宗教の人もいれば、私のように、本来、日蓮正宗の方とは敵対するであろう、西山浄土宗の人間もいます」と前置きをする、この人物。樋田氏と直接の面識がある風である。そして、このように綴っている。

「細かいことはともかく、創価学会が崩壊するまで、頑張りましょう! 赤いビラの方を、我々は撒きます。撒く地点を動画で告知しています。さて、赤ビラの次に、白ビラが入ったら、信心の足りない善良な皆さんは、普通は、考えるはずですよねw」
 
「赤いビラ」というのは、黒田君たちが配ってきた「政教分離を考える会」のビラを指すと見て間違いない。そして「白いビラ」というのは、樋田氏自作の創価学会を中傷するビラであろう。
 
「赤いビラの方を、我々は撒きます」
「撒く地点を動画で告知しています」
「赤ビラの次に、白ビラが入ったら」
 
まさに連係プレーを臭わす記述。このコメントの主は「ken_ken@日護会」──日護会の京都支部長・仲村兼栄君である。
前述のような発言を耳にした上で、この樋田氏とのやりとりを目にすると、やはり、一つの存在が浮かび上がってくる。
 
日蓮正宗──。
 
「お里が知れる」とは、このことである。
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sanjyuri at 00:46│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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