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赤ちゃんの足骨折 容疑認める

6月8日 8時58分

先月、栃木県足利市の子ども用品店で生後3か月の赤ちゃんが女にだっこされ、両足を骨折した事件で、傷害の疑いで逮捕された女が「赤ちゃんにけがをさせるつもりだった」などと容疑を認める供述を始めたことが、警察への取材でわかりました。

この事件は先月26日、栃木県足利市の子ども用品店で、生後3か月の赤ちゃんを連れた母親に「かわいいので抱かせてほしい」と話しかけ、抱いた赤ちゃんの両足の骨を折って大けがをさせたとして、足利市若草町の無職、五月女裕子容疑者(28)が傷害の疑いで逮捕されたものです。五月女容疑者は、当初、「赤ちゃんを抱いたが、骨折させていない」と容疑を否認していましたが、最近になって「赤ちゃんにけがをさせるつもりだった」などと、容疑を認める供述を始めたことが、警察への取材でわかりました。警察は、けがをさせようとした動機について調べを進めています。また警察によりますと、足利市内ではことしに入り、「見知らぬ女に赤ちゃんをだっこされ、つねられたり、けがをしたりした」という被害が十数件あり、このうち2件は、赤ちゃんが骨折をしていたということです。警察で、関連を慎重に調べています。