2010年 6月 7日 |
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岡山市の3セクでさらに不正明らかに
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岡山市の第3セクター、岡山コンベンションセンターの元統括部長が実体の無い会社を使い、不正に利益を得ていたとされる問題でこの元部長がセンターが所有するホテルの契約を巡っても不正に利益を得ていたことがわかりました。センターの調べなどによりますと元統括部長は、センターが民間企業に貸している岡山市内のホテルの賃料に関し、減額する契約をこの企業と結んだのち、ホテルの設備保守点検業務について自身が経営する実体の無い会社と賃料の減額分とほぼ同じの金額を上乗せした委託料で契約を結んでいました。しかし実際には3分の1以下の金額で別の業者に丸投げし、2007年からの3年間に約1500万円を不正に得ていたと見られています。元統括部長は、センターが所有する駐車場の管理運営業務について実体の無い会社と委託契約を結び、約3500万円を不正に得ていたとして先月懲戒解雇されています。センターでは全容解明を急ぐと共に近く元統括部長を刑事告訴する方針です。
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子ども手当の支給本格化
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すでに一部の自治体で始まった子ども手当ての支給は7日から岡山市や倉敷市でも始まり、本格化しています。岡山市では対象の約6万世帯のうち、すでに手続きが済んだ約5万2400世帯に振り込みで支給されました。岡山市のこども福祉課では朝から金額の確認などの問い合わせが相次ぎました。岡山市では対象世帯の4%に当たる約2500世帯からまだ申請がなく、早めの申請を呼びかけています。子ども手当は中学生以下の子供1人当たりに1万3000円が支給されるもので、7日、岡山・香川では岡山市のほかに倉敷市、玉野市、さぬき市、観音寺市など10の市町村で支給が始まりました。
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6月定例津山市議会開会 市長退職金半額へ
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津山市の宮地市長は7日開会した市議会で自らの退職金を50%カットする条例案を提案しました。カット幅は岡山県内の市で最大です。宮地市長は行財政改革の第一歩として市長の退職金50%カットを公約に掲げ、今年2月に初当選していて7日開会した市議会で条例案を提案しました。岡山県の市町村課によりますとカット幅は県内15の市で最大ということです。市では1247万円が削減できるとしていて、条例案は今月29日の議会最終日に可決される見通しです。また宮地市長は津山市版の事業仕分けを今年度中に行うために市民を中心とする仕分け委員の会を秋までに立ち上げるほか医療費の公費負担として子供の入院費を中学3年生まで無料にする考えを示しました。
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うどん用小麦 さぬきの夢2009収穫
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初夏の畑に鮮やかな黄金色の穂が実りました。香川県産さぬきうどん用小麦の新品種、さぬきの夢2009の初めての収穫が7日から三木町で始まりました。さぬきの夢2009は香川県が開発した2代目となるさぬきうどん用の小麦で、去年11月から県内約20ヘクタールで栽培が始まりました。このうち13ヘクタールを栽培する最大の産地、三木町では、初めての収穫を迎え、黄金色に色づいた小麦をコンバインで次々に刈り取って行きました。さぬきの夢2009から作られるうどんは、コシや風味が強くもちもちとした食感が特徴で、県では、さぬきの夢2000の後継品種として普及を図っています。今年は天候不順のため生育状況が心配されましたが立派な実に育ったということです。収穫された小麦は熟成させるため夏の間、貯蔵した後、11月ごろ県内のうどん店に出荷される予定です。
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倉敷美観地区で柳のせん定
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本格的な夏を前に倉敷市の美観地区で7日から柳のせん定作業が始まりました。倉敷美観地区の大原美術館から入船橋までの倉敷川沿いには、800メートルに渡って159本の柳が植えられていて白壁の町並みにしっとりとした風情を添えています。7日は業者10人が高所作業車やハサミなどを使って生い茂った枝を次々と切り落とし、形を整えて行きました。柳のせん定は生い茂った枝で見通しが悪くなるのを防いだり、風通しを良くして害虫が付きにくくするため毎年3回行われています。この柳のせん定は14日まで行われ、美観地区はすっきりとした夏の装いに衣替えします。
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