トップ > 栃木 > 5月30日の記事一覧 > 記事
【栃木】自転車利用者専用の休憩施設 JR宇都宮駅西口に 市、9月から運用2010年5月30日
「自転車のまち」をPRしている宇都宮市は、無料で使用できるシャワーなどを備えた自転車利用者の専用休憩施設をJR宇都宮駅西口に設置し、九月から運用を始める。 設置場所は、同市川向町の市営駐輪場に隣接する約九十平方メートルのエリア。シャワーやトイレをはじめ、自転車の組み立てや洗浄のためのスペースも整備。案内係が常駐し、観光情報の発信もする。 二〇一二年三月までのモデル事業で、費用は約一千万円を計上。事業期間終了後は、利用状況を踏まえて本格施設にするかを検討する。 同市は自転車ロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」の本拠地で、毎年十月には国内最高峰の大会「ジャパンカップサイクルロードレース」が開催される。近年は「有名選手が走ったコースを走りたい」と訪れるサイクルスポーツファンも多いという。 佐藤栄一市長は「県内外からの訪れる方々に、快適に利用していただきたい」と話している。 (小倉貞俊)
|