2010-06-06 10:00:00
【神戸とひとつ屋根の下8 2003】
テーマ:ブログ
『恩賜の~たば~こ~をいた~~だ~いて~』
‥歌詞の意味さえ分からぬ軍歌をさも分かったように聴きながら
白のセドリックは夜の帳の中をひた走ります
初の無断による深夜外出に見事(?)成功した神戸と私
そんな記念すべき夜に、神戸のエスコートのもと向かった場所
そこは地元ではチョット有名な船の形をした、とあるテナントビルの一階でした
『いらっしゃいませ』
扉を開けるとスーツを着た中年の男性が私たちのもとへ
促されるがままテーブルへと案内され
気付けば卓上には焼酎の水割りが‥
『別に関係ねーか』
未成年の飲酒がダメなコトくらい分かっていました
しかし、とっくに『無断外出禁止』という規則を破った2人にとって
この日だけは規則も何にも関係がありませんでした
互いの労をねぎらうように乾杯を交わした2人
すると間もなくして私たちのもとに、スーツを着た2人の女性が歩み寄ってきたのです
『イラァ~ッシャアイマァ~セ』
うん
彼女たちは間違いなく
明らかにカタコトでした‥
そうなんです
神戸と私は
外国人パブに来ていたのです
というのも神戸クン
『外国人パブは安くて、ヘタな日本人よりキレイだぞ』という先輩方からの情報を小耳に挟んだらしく
今宵はまさに、彼による計画的犯行だったのです
彼の隣りについたのはイタリア人のナターシャちゃん♀
青い瞳がキレイな子でした
そして私についた子はルーマニア人の、その名もレクサスちゃん♀
思わず私は
『やっぱりハイオクなの?』
って聞いちゃいました
そんな自己紹介を皮きりに、神戸と私による禁断の宴はスタートをきりました
この日ばかりは日頃の苦労やしがらみを忘れ
まるで浴びるように酒を食らった神戸と私
30分も経たぬうちに焼酎の瓶は3本目に突入
その頃には2人はもう『超』がつくほどの、スーパーヘベレケ状態に
『ねぇねぇナタちゃあんにゃんでえ、あなたはしょんなにカワイイのぉお??』
隣りに目をやると神戸‥
ならぬバカ神戸がナターシャちゃんと熱すぎるまでの抱擁を交わしているじゃありませんか(=°ω°=)
それを横目に私も負けずにレクサスちゃんと
『‥愛してるよレクサス』
雰囲気的には
I LOVE YOU
I NEED YOUばりの
情熱的な口づけを何度も交わしたりと‥
そこはもう神戸と私にとって限りなく天国に近い場所でした‥
しかし‥
『すいませーん、お客様間もなくお時間になっちゃうんですがぁ‥』
中年の従業員が私たちに延長するか否かを聞きに来たのです
ナターシャちゃんとレクサスちゃんも、さすが出稼ぎに来た外国人だけあります
延長のお願いも金の為だけにハンパじゃない
『Hey boyモウイチジカンダケヨォカエルワダメヨォ』
あまりのしつこさに
酩酊寸前まで酔っ払った2人もさすがに興ざめ
互いの財布を持ち合わせても1万円ちょっと
泣く泣く延長を諦めた私たちは、お会計の7千円を支払い店を後に
見送る時のナターシャちゃんとレクサスちゃんの顔は
『アナタタチ、アリエナイヨォ』
とでも言わんばかりの
先程までとはうって変わり
さっきまでの男女の『熱』がウソのような凍えるように冷めた表情を浮かべていました‥
こうして一瞬にして現実の世界に戻された神戸と私
『金ねーし‥帰るか』
そう言った私の肩をポンポンと叩きながら
彼はこう言いました
『おじさんねぇ、ココだけじゃないよ金がなくても楽しめるトコ‥行くべ』
彼が提案したお金のかからない二つ目のハニカミプランに私のテンションはMAXに
『今夜の拓ちゃんて‥なんだかカッコいいね』
こうして
もう誰にも止められなくなった2人のバカ野郎は
次なる楽園に向けて
セドリックちゃんを再び、夜の帳の中へ暴走させていくのでした
ちなみに皆さんお分かりの通り
この時、思いっきり飲酒運転です
飲んだら乗るな(笑)
‥歌詞の意味さえ分からぬ軍歌をさも分かったように聴きながら
白のセドリックは夜の帳の中をひた走ります
初の無断による深夜外出に見事(?)成功した神戸と私
そんな記念すべき夜に、神戸のエスコートのもと向かった場所
そこは地元ではチョット有名な船の形をした、とあるテナントビルの一階でした
『いらっしゃいませ』
扉を開けるとスーツを着た中年の男性が私たちのもとへ
促されるがままテーブルへと案内され
気付けば卓上には焼酎の水割りが‥
『別に関係ねーか』
未成年の飲酒がダメなコトくらい分かっていました
しかし、とっくに『無断外出禁止』という規則を破った2人にとって
この日だけは規則も何にも関係がありませんでした
互いの労をねぎらうように乾杯を交わした2人
すると間もなくして私たちのもとに、スーツを着た2人の女性が歩み寄ってきたのです
『イラァ~ッシャアイマァ~セ』
うん
彼女たちは間違いなく
明らかにカタコトでした‥
そうなんです
神戸と私は
外国人パブに来ていたのです
というのも神戸クン
『外国人パブは安くて、ヘタな日本人よりキレイだぞ』という先輩方からの情報を小耳に挟んだらしく
今宵はまさに、彼による計画的犯行だったのです
彼の隣りについたのはイタリア人のナターシャちゃん♀
青い瞳がキレイな子でした
そして私についた子はルーマニア人の、その名もレクサスちゃん♀
思わず私は
『やっぱりハイオクなの?』
って聞いちゃいました
そんな自己紹介を皮きりに、神戸と私による禁断の宴はスタートをきりました
この日ばかりは日頃の苦労やしがらみを忘れ
まるで浴びるように酒を食らった神戸と私
30分も経たぬうちに焼酎の瓶は3本目に突入
その頃には2人はもう『超』がつくほどの、スーパーヘベレケ状態に
『ねぇねぇナタちゃあんにゃんでえ、あなたはしょんなにカワイイのぉお??』
隣りに目をやると神戸‥
ならぬバカ神戸がナターシャちゃんと熱すぎるまでの抱擁を交わしているじゃありませんか(=°ω°=)
それを横目に私も負けずにレクサスちゃんと
『‥愛してるよレクサス』
雰囲気的には
I LOVE YOU
I NEED YOUばりの
情熱的な口づけを何度も交わしたりと‥
そこはもう神戸と私にとって限りなく天国に近い場所でした‥
しかし‥
『すいませーん、お客様間もなくお時間になっちゃうんですがぁ‥』
中年の従業員が私たちに延長するか否かを聞きに来たのです
ナターシャちゃんとレクサスちゃんも、さすが出稼ぎに来た外国人だけあります
延長のお願いも金の為だけにハンパじゃない
『Hey boyモウイチジカンダケヨォカエルワダメヨォ』
あまりのしつこさに
酩酊寸前まで酔っ払った2人もさすがに興ざめ
互いの財布を持ち合わせても1万円ちょっと
泣く泣く延長を諦めた私たちは、お会計の7千円を支払い店を後に
見送る時のナターシャちゃんとレクサスちゃんの顔は
『アナタタチ、アリエナイヨォ』
とでも言わんばかりの
先程までとはうって変わり
さっきまでの男女の『熱』がウソのような凍えるように冷めた表情を浮かべていました‥
こうして一瞬にして現実の世界に戻された神戸と私
『金ねーし‥帰るか』
そう言った私の肩をポンポンと叩きながら
彼はこう言いました
『おじさんねぇ、ココだけじゃないよ金がなくても楽しめるトコ‥行くべ』
彼が提案したお金のかからない二つ目のハニカミプランに私のテンションはMAXに
『今夜の拓ちゃんて‥なんだかカッコいいね』
こうして
もう誰にも止められなくなった2人のバカ野郎は
次なる楽園に向けて
セドリックちゃんを再び、夜の帳の中へ暴走させていくのでした
ちなみに皆さんお分かりの通り
この時、思いっきり飲酒運転です
飲んだら乗るな(笑)