宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、感染経路究明のため農林水産省の疫学調査チームが7日、同県えびの市の発生4農場で現地調査を始めた。農家から飼料や人の出入りなどの飼養管理環境を聞き取り調査する。
えびの市は、今月4日に移動・搬出制限区域が解除された。同チームによる現地調査は、4月の都農町に続いて2回目。午前9時、津田知幸・動物衛生研究所企画管理部長ら5人がえびの市役所から現地へと出発した。
委員は午後、宮崎市の宮崎農政事務所で検討会を開く。【石田宗久】
毎日新聞 2010年6月7日 11時52分(最終更新 6月7日 12時03分)