(cache) 広島、「和牛に異常」と届け出 口蹄疫検査を実施 - 47NEWS(よんななニュース)
  47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  •  ニュース詳細     
  • 広島、「和牛に異常」と届け出 口蹄疫検査を実施

     広島県は7日、同県庄原市で鼻の周囲にイボや潰瘍の症状がある和牛1頭が見つかったと発表した。よだれや水疱は見られず「口蹄疫発症の可能性は低い」としているが、念のため東京都小平市の動物衛生研究所で遺伝子検査を実施し、同日夜に結果が判明する。

     県によると、症状が出たのは庄原市の個人農家が繁殖用に飼育している牛55頭のうち、2007年3月に生まれた3歳の雌。鼻の周りに直径7~10ミリのいぼや潰瘍が複数あったほか、体温も39・4度で微熱だった。宮崎県との接点は現段階で確認されていない。

     6日夜に獣医師が県に届けた。数日前から微熱が続いていたという。

     県の立ち入り調査の結果、同じ区画で飼育していた2頭に目視で異常はなかった。別区画の5頭に39・5度以上の微熱がみられたが、水疱など口蹄疫の典型的な症状を示した牛はいなかった。

     県は、55頭全頭の移動自粛や消石灰をまくなどの措置を講じている。

      【共同通信】