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高速道無料化の社会実験 28日スタートへ

2010.6.7 14:05

 国土交通省は7日、高速道路無料化の社会実験を28日から全国37路線50区間で実施する方針を固めた。期間は来年3月末まで。当初、普通車を上限2000円とする新料金制度と同時に行う予定だったが、国会審議の遅れで新料金制度への移行にめどが立っていないことから、無料化の社会実験のみを先行的に実施する。

 無料化の対象は、舞鶴若狭自動車道小浜西−吉川ジャンクション(112キロ)、京都丹波道路丹波−沓掛(31キロ)など首都高速道路や阪神高速道路を除く全国の高速道路約1626キロ。自動料金収受システム(ETC)の搭載や大型・普通の車種にかかわらず、すべての車が対象になる。

 無料化の社会実験に充てる今年度の事業費は1000億円。国交省は当初、6000億円を要求していたが、財政難から規模が縮小された。民主党はマニフェスト(政権公約)に原則無料化を掲げており、渋滞の状況や環境への影響などを今回の社会実験で検証した上で、段階的な実施を目指す。

 一方、高速道路の新たな割引制度は、実施に伴って休日の上限1000円割引など現行の割引制度が廃止されることに対し、民主党内から反対意見が噴出。関連法案の国会審議が遅れ、6月の実施予定が先送りされている。

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