2010年06月07日

日刊ゲンダイと植草氏の反応

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 日刊ゲンダイと植草氏の反応

 菅直人首相の反小沢は演出の可能性


 日刊ゲンダイと植草氏と言えば、金権政治家・小沢一郎を徹底して擁護していたことで知られますが、その小沢を菅首相が徹底排除して「脱小沢政治」を目指していることで、この両者の言い分は他のマスコミなどの報道とはかなり異質なものとなっています。

 菅首相の脱小沢は選挙で勝つための演出に過ぎないというのです。民主党内における権力闘争をデキレースと見るこの見解を紹介しましょう。

 「菅さんの小沢離れは演出の可能性すらある」・・・ある政界関係者

thumbnail民主党の代表選は菅直人財務相が樽床伸二環境委員長を圧倒して、ついに念願の 総理大臣の椅子を手に入れた。とりあえず、新体制で再生を目指すことになる。 世論調査を見る限り、有権者の反応はまずまずだが、これで民主党は立ち直れるのか。

代表選という演出、新内閣の清新さで、有権者をひきつけられるのは短期間だ。 民主党の今後には、いくつものハードルが待ち受けている。

今度の代表選は、小沢寄りとみられていた菅が一気に小沢離れすることで、 非小沢派を味方につけた。代表選で獲得したのは291票。前原、野田グループなど 非小沢派がごっそり乗っかり、旧社会党系、鳩山グループも雪崩を打った。

ターニングポイントは3日の出馬会見である。ここで菅は「(小沢には)しばらく 静かにしてもらった方が本人にも、民主党にも日本の政治のためにもいいのではないか」 と小沢離れを鮮明にした。

「あれで岡田、前原、野田が菅支持でまとまった。ちょっとでも、小沢に軸足を残したら、 誰かが立候補したでしょう。あのタイミングであの発言をしたことが、菅さんの政治センスです」 (非小沢派の中堅議員) この間、菅は小沢に何度も面会を求めたが会えなかったことを明らかにした。
 
これも小沢が本気で菅に怒っている証差とみられた。

しかし、いざ、代表選が終わると、菅はシレッと「ノーサイド」「報復するつもりはない」と 言い出した。この辺が菅のしたたかなところだ。本当に剛腕・小沢と仲たがいすれば、 党内に大変な火種を残すことになる。しかし、そこまではしない。おそらく、人事でも配慮する。

これが菅の現実路線なのである。ある政界関係者は「菅さんの小沢離れは演出の可能性すらある」と言う。 小沢とは「アウンの呼吸だったのではないか」と言うのだ。(以下省略)
http://thumbnail.zasshi-online.com/thumbnail.aspx?pid=Nikkan_Gendai_Kanto1100605&s=l
日刊ゲンダイ 2010/06/05

 植草氏も次のように述べています。以下引用

敵を欺くためまず味方を欺く非小沢新政権人事

「敵を欺くにはまず味方を欺く。これ権謀術数の第一と心得よ」の言葉がある。

 菅直人内閣が6月8日に発足する。幹事長、官房長官に、小沢一郎前民主党幹事長と距離のある人物が配置される方針が報道されている。菅直人総理は、民主党代表選で、民主党の挙党一致体制の確立を宣言した。見かけ上は挙党態勢確立が示されていないが、参院選シフトとの解釈は成り立つだろう。

 政権交代実現の道を切り開いた小沢一郎氏の足跡は輝かしいもので、小沢一郎氏が悪者にされる正当な根拠は存在しない。これまで日本政治を支配し続けてきた既得兼営勢力=米官業のトライアングルは、この利権政治構造を破壊してしまいかねない最重要危険人物として小沢一郎氏を捉えてきたのだと考えられる。

(略)

小沢一郎氏が批判を受ける正当な根拠は存在しない。それにもかかわらず、マスメディアがこの1年間、「小沢氏が悪い」と喧伝し続けた。その結果、小沢氏の影響力を排除することが民主党の支持率を引き上げるための方策になってしまった。

主権者国民のメディア・リテラシー、情報リテラシーの未成熟さの表れと言わざるを得ない。個人が情報を選別し、誤った情報に捉われない強い力を持たねばならない。しかし、真実の情報を発信する場は限られており、真実の情報が正しく国民の耳に届いていない。日本の民主主義を守るため、情報空間の刷新が急務である。腐り切ったマスメディア=マスゴミを粉砕しなければ、日本の民主主義は健全に発展しないだろう。

今回、民主党の代表選が実施されたが、新代表の任期は本年9月までである。新内閣は参院選実施の選挙管理内閣の性格が極めて強い。

昨年5月11日、小沢一郎民主党代表は無実潔白であることを強調したうえで、民主党代表の地位を退いた。目前に迫った総選挙への影響を重視して、筋を曲げて代表辞任の英断を下した。その結果、民主党は勢いを急回復させて総選挙での圧勝を勝ち取った。

今回のダブル辞任もまったく同じ図式で理解することができる。小沢氏が辞任すべき正当な理由は存在しないが、民主党の選挙戦術として小沢氏が辞任するとの選択肢はないわけではなかった。民主党が参院選で勝利しなければ、日本政治刷新の大事業は前に進まない。この点を重視してダブル辞任が演出された可能性が高いと考えられる。

この文脈で考えれば、新体制で非小沢系人脈が主要ポストを振り分けられたことも理解できないものではない。各種世論調査では民主党支持率が急回復しており、この意味での戦術が功を奏しているとも言える。

 引用終了

 前原・野田両氏を始め、反小沢グループを悪徳ペンタゴンと批判していた植草氏にして見れば、本来であれば民主党批判に舵を大きく切り替えなければならない筈なのに、それも出来ないのでこのような主張に変えざるを得なかったのでしょう。

 確かに日刊ゲンダイや植草氏の言っていることもあり得ない話ではない。しかし、殆どのマスメディアが「小沢をどれだけ排除できるかだ」などと、まるで小沢を害虫扱いしています。

 あの小沢が果たしてそこまで容認した上で、演出効果に協力したとすれば、さすが小沢先生となりますが、そうではないでしょう。

 ただ、本当に「脱小沢政治」を目指すなら「政治とカネ」の問題ですから、自民党などが求めているように小沢の証人喚問を積極的に実施すべきです。

 そうしてこそ、この日刊ゲンダイや植草氏の「菅直人氏の演出」という説を否定できるわけですから、これを一笑に付すことなく本気で考えて頂きたいものです。

 演出と言うからには、この後にどのような芝居を我々国民に見せてくれるかですが、演出であったことも互いに忘れて疑心暗鬼の中で本気モードで罵倒しあうことを期待することにしましょう。

 近況報告

 先週は福島で農作業の毎日でした。本日上京し金曜日までは東京におりますが、また土曜日から福島に戻ります。12日〜20日迄は福島です。

 6月中はこのような一週間おきに福島・東京に滞在することになりますので、全ての抗議行動や行事には参加出来ませんのであらかじめお知らせいたします。

 尚、福島にいるときには農作業などで忙しく疲れているので、一日一回だけの投稿となります。東京にいる場合は一日2回のエントリー投稿となります。


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Posted by the_radical_right at 07:43│Comments(12)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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この記事へのコメント
5
http://www.yomiuri.co.jp/feature/135th/scoop/img/3_l.jpg
 《本島等長崎市長銃撃 平成2年1月18日》
 「天皇に戦争責任がある」と議会で発言した本島等長崎市長に対し天誅
(写真左から)アジア地域戦没者慰霊協会国府正男理事長、本紙社主、長崎市長(故)本島を撃って12年の懲役刑を終え出所してきたばかりの若島和美副長、政治結社正気塾中尾征秀郎塾長代行
パーティーに出席した時の本紙社主と朝堂院総裁
http://keiten.net/articles/other/069_08.html
Posted by 浅沼天誅経団連占拠赤報本島市長粉砕チョゴリ切り裂き石井撃破加藤邸丸焼き国会銃弾郵送 at 2010年06月07日 08:17
5
せと先生の護国の為への政治活動と農業を兼任されている精力的な御活動、誠に恐れ入りますm(_ _)m
どうか大切なお身体だけは御自愛なさって下さいませ。
Posted by 桜花 at 2010年06月07日 08:25

<現在の選挙制度は民意を正しく反映しない>

【二つの問題点】
1. 高支持率を得る必要がある為に白黒はっきり分かれる政策について意見を明確に表明しにくい。
  つまり、一番てっとり早いのは敵を作らないこと。
2. 選挙区が狭いのでその気になれば全戸訪問も可能。※ただし、その為には国会をサボらないとダメ。
  小選挙区の【必勝法(小沢センセは達人)】は出来る限り多くの葬式に行き、全戸訪問をすること。
    ↓
【弊害】
・現在の選挙システムが政治家の質(天下国家を語れる国会議員がどんどん減っている)を落としている。
※上記必勝法により勉強時間がとれないため。
・実際には小選挙区制になってからの方がお金がかかるようになった。

◎有権者は平日に国会議員が家に訪ねて来たらそれが何を意味しているのかを理解しましょう。

本当に国家のことを考えて、確かな理論を身につけた政治家を選びたいなら小選挙区制を見直しましょう。

あわせて読みたい
『日本を貶めた10人の売国政治家』幻冬舎新書/小林よしのり編
Posted by 小林よしのり『希望の国・日本』絶賛発売中♪ at 2010年06月07日 08:44
植草氏は現実逃避してるんですよ。いずれわかります
Posted by あ at 2010年06月07日 08:48
我こそは「保守」だと思う方、必読ですよ。

ゴー宣ネット道場
https://www.gosen-dojo.com/?page_id=13

“When time shall have softened passion and prejudice, when Reason shall have stripped the mask
from misrepresentation, then justice, holding evenly her scales, will require much of past censure and
praise to change places. ”
Radhabinod Pal 『Dissentient judgment of Justice Pal : International Military Tribunal for the Far East』
「時が、熱狂と、偏見をやわらげた暁には、また理性が、虚偽からその仮面を剥ぎとった暁には、その時こそ、
正義の女神はその秤を平衡に保ちながら過去の賞罰の多くに、その所を変えることを要求するであろう。」
ラダビノード・パール「パール判決書」原文の結語。

・小学館『パール真論』小林よしのり / ・小学館文庫『パール判事の「東京裁判」日本無罪論』田中正明

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Posted by 小林よしのり『希望の国・日本』絶賛発売中♪ at 2010年06月07日 08:49
あの植草とかいう痴漢犯罪者のブログがなんで上位にあるのか理解できない

Posted by あお at 2010年06月07日 09:14
組織的にランキングクリックを押すようにしてるからでしょうね、民潭が呼びかけでもしてるんでしょう。
Posted by 嫌だわ at 2010年06月07日 09:18
国家の、国民の最大最重要な仕事、それが農業です。
戦後の日本はその国家の重要なしごとを軽視した歩みを続けてきてしまいました。
そこに国の存亡が掛かってしまったと言えます。
農業は国家の生命線です。
瀬戸さんのその農業に対する思いが、毎年伝わってきます。
抗議行動に参加は休み、農作業に従事する。
正に態度でその重要性を訴えているかのようです。
ご本人の意は定かではありませんが、
恐らく遠からず同じ思いと推察します。
今後も変わらずの姿で世に訴えて行って下さい。

ところで元後藤組組長がカルト創価を糾弾する本が発売されていますね。
これは面白いと思いました。
http://blog.goo.ne.jp/mail-3939/e/29288d840565c9e32f8d542215c392a8
ホントに創価学会は我が国に不要な、害悪なモノだとつくづく思います。ウラで巨大な、例えば朝鮮半島の勢力や支那共産党などとつながりがあるかどうか知らないが、そんなことどうでもよく、世界に冠たる独立国日本、主権国家日本です。
一カルト組織や支那、朝鮮の息がかかった反日勢力などに引っ掻き回されていることが情けなくなりますね。
戦後のとことん左翼教育が浸透してしまった結果ですから、しかも反日教育で内外から「潰し」にかかる。こんなの国じゃないですよ。
欧州諸国にこれと似た先進国ってあるでしょうか。
とにかく目覚めた日本国民は立ち上がらねばいけません。
声に出し、行動に出し、書面で、ペーパーによる、ネットで、と、思いつくモノ全てを一人ひとりが実行していきましょう。
何か独り言のように書いてしまいましたが、
まずは瀬戸さんへの応援とさせていただきます。


Posted by みさ at 2010年06月07日 09:18
たちあがれ日本比例候補者
藤井厳喜氏横浜街頭演説での内容抜粋
ご本人のブログより〜

(1)菅新政権は、極左反日政権であり、鳩山政権以上に危険である事。
(2)「たちあがれ日本」は、一言でいえば、日の丸が最もよく似合う政党である事。
(3)「たちあがれ日本」には、責任あるリーダーシップがある事。
(4)平沼赳夫代表こそ、今日の日本において、最も首相に相応しい政治家である事。

Posted by たちあがれ応援 at 2010年06月07日 09:44
左巻き菅政権の支持率はいずれ30%以下に。
菅の政策で支持できるのは、タバコ税の上げだけ。
左巻き菅は亀井との間で、郵政改悪を行うことを改めて署名確認した。
参議院選挙で惨敗し、菅は責任を取って辞任する短命政権となることを切望する。
Posted by 税金バラマキ民主党には期待はしない at 2010年06月07日 09:50
藤井厳喜氏ブログ
http://www.gemki-fujii.com/blog/2010/000658.html
Posted by 貼り忘れ at 2010年06月07日 10:04
女系論で散々御皇室を貶め続けているのみならず、
在特会を一切取材もせずに一方的にデタラメな誹謗中傷までして
この期に及んでテメーの作品買いやがれってコピペを
貼りまくってるけど保守に喧嘩売ってるの?

小林よしのりとそのトリマキは恥を知れよ。
ていうかなんかもうマトモな連中じゃないよね。
Posted by 小林の作品など買わない at 2010年06月07日 10:05

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