ベルトを奪取し、鼻血を流しながらガッツポーズを見せる松山勘十郎=大阪ミナミムーブオンアリーナ
「大阪」(6日、ミナミムーブオンアリーナ)
UWA世界6人タッグ選手権は、松山勘十郎&くいしんぼう仮面&えべっさん組のユニーク軍団が下馬評を覆し、小峠篤司&原田大輔&タコヤキーダーの王者組を撃破。ベルト奪取に成功した、
笑いを封印したユニーク軍団は“本気モード”の戦いを展開。予想外の気迫に押されて王者組の足並みが乱れ、孤立したタコヤキを松山がタイガースープレックスでねじ伏せた。鼻血を流しながら松山が「お笑いレスラーは、本当は強いんです!」と叫ぶと、超満員の観客から地鳴りのような拍手が降り注いだ。
念願かなって王者となったが、休息はない。東京愚連隊から声明文が届いたことを知らされると松山は「上等じゃんかよ、やってやろうじゃないの!」と挑戦を受託。わずか6日後の12日に初防衛戦が行われることが決まった。
(2010年6月6日)